サービスプロバイダ

eXR: Sysadmin VM での logging suppress 機能の動作について

eXR では、logging suppress 機能にて不要な SYSLOG メッセージを抑制することが可能です。抑制したいメッセージ XR_VM# show logging 出力 RP/0/RSP0/CPU0:Feb 9 13:00:09.298 : pfm_node_rp[348]: %PLATFORM-PUNT-3-ILI_FAIL : Set|fiarsp[208999]|Punt FPGA(0x101a000)|TxFIFOUnderflow 0/RP0/ADMIN0:2024 A...

eXR: モジュール再起動時に Admin VM のファイルが破損する場合がある

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 eXR が動作するルータのモジュール (RP/RSP, LC) 再起動時に、Admin VM 上のファイルが破損する場合があります。ファイルが破損した場合でも破損検出時に自動復旧しますが、その過程で一時的な通信影響が発生することがあります。また、破損するファイルの種類によっては、再起動後に Admin VM が起動しないことがあります。原因この問題は CSCvy50540 にて報告されています。 CSCvy...

eXR: PAM がプロセスのメモリ使用量増加を誤検知する

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 eXR が動作するルータで、PAM(Platform Automated Monitoring) が Trace 情報で使用する共有メモリの増加を、プロセスのメモリ増加として誤った SYSLOG メッセージを出力する問題が報告されています。 <SYSLOG 出力例> RP/0/RP1/CPU0:Nov 14 04:45:58.912 UTC: logger[69631]: %OS-SYSLOG-4-LOG_WARN...

cBR-8: 100G WAN アップリンクライセンスの 10G としての使用について

cBR Basic Configuration Guide には 10G の WAN アップリンクライセンス x 10 を 100G x 1 のライセンスとして使用可能な旨の記載はありましたが、逆方向の 100G x 1 のライセンスを 10G x 10 として使用できるという明確な記載が見当たらなかったため、動作について確認しました。 Cisco cBR Converged Broadband Routers Basic Configuration Guide より With the cab...

StarOS: CUPS UP フラグメントパケットの処理にて vpp crash が発生する

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 CUPS UP において、破損したフラグメントパケットの処理にて稀に vpp crash が発生します。原因 vpp において、破損したフラグメントパケットを処理する際のバッファ操作に問題があったことが原因です。この問題は CSCwi16517 として報告されています。CSCwi16517 VPP issues with 21.28.m14 解決策本事象の回避方法はありません。恒久的な対策には、 CSCwi...

StarOS: SGW の CUPS UP において sessmgr 12341 error が発生する

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 SGW の CUPS UP において、 gtpu の設定内容にマッチしないメッセージを受信したことを示す以下の syslog が発生し、CP において Create Session Request の処理に失敗します。 [sessmgr 12341 error] [1/0/9540 <sessmgr:11> essmgr_uplane.c:xxxxx] [software internal user syslog...

StarOS: CUPS UP で show sx peers に sx peer の情報が表示されない

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 Active UP 側の全ての sessmgr が crash した後、Standby UP の Reload が発生すると show sx peers コマンドの出力結果に sx peer の情報が表示されない問題が発生します。問題発生時の出力例： ******** show sx peers ******* No Peers with matching criteria found原因 Active UP は s...

StarOS: SPGW にて bulkstats のカウンタの値が減少する

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 SPGW において、以下の bulkstats の値が減少する事象となります。本来、以下のカウンタは累積値であり、減少することはありません。この問題は、長期間運用し EGTPC Service の統計の値が大きくなっている環境において発生します。 tun-sent-cresessrespdeniedOtherCausetun-recv-crebearrespdeniedOtherCausetun-sent-dels...

eXR: RP/RSP 切り替わり後に BGP プロセスが要因で NSR-ready にならない場合がある

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 eXR 製品のうち NSR(Non Stop Routing) が有効化されているルータにおいて、特定の条件下において RP/RSP 切り替わり後に BGP プロセスが要因で standby NSR-ready に遷移できず、BGP session が NSR を確立できない場合があります。この状態に陥ると、XRVM switchover ができません。事象発生中のログ出力例 RP/0/RP0/CPU0:Rout...

StarOS: CUPS UP での CSL 取得方法

StarOS CUPS において 21.24.1 より新しい version では UP で CSL(Call Summary Log) を取得することができます。UP に関連した呼処理等の調査ログとして利用が可能です。 (設定例)-Active & Standby UP において設定※以下の設定では CSL が hard-disk に保存されます。 configure context <context-name> session-event-module file name <file...

eXR: XR VM で admin コマンド実行時、出力結果に END が含まれると途中で中断される

2024年4月26日 (初版) TAC SR Collection主な問題 eXR が動作するルータでは、XR VM でコマンドの冒頭に admin を加えることで sysadmin VM 専用コマンドを実行可能です。ただし、このコマンドの出力に END という文字列が現れると、出力は中断されてしまいます。(出力内に END という文字列が含まれている場合に、その文字列がすべて大文字であることが条件です) 実行例1: RP/0/RP0/CPU0:Router#admin show logg...

IOS-XR: Smart license 登録時の CRL fetch に失敗する

2024年4月25日 (初版) TAC SR Collection主な問題 IOS-XR で動作するルータにおいて Smart license の登録を行う際に、validation.identrust.com から CRL のダウンロードに失敗する事象が報告されています。IPv6 による疎通性がある場合にはこの問題は発生しません。CRL のダウンロードに失敗した場合には以下のようなメッセージが出力されます。 http_client[173]: %SECURITY-XR_SSL-3-CE...

IOS-XR: NSO からの SSH アクセス時に ssh_child_handler が crash する

2024年4月25日 (初版) TAC SR Collection主な問題 NSO から IOS-XR で動作する機器に SSH アクセスした際に、IOS-XR の ssh_child_handler プロセスが crash する事象が報告されています。 RP/0/RSP0/CPU0:Feb 3 02:09:05.885 UTC: SSHD_[66822]: Client closes socket connection x.x.x.x RP/0/RSP0/CPU0:Feb 3 02:09...

StarOS: Task crash 障害調査における core ファイルについて

StarOS では task crash が発生した際に原因調査のために core ファイルを生成します。この core file には以下の2種類あります。 mini core : task crash が発生した際に生成され SSD にも含まれるファイルです。スタックトレースや一部のメモリ情報をダンプしたファイルになります。full core : task crash が発生した際、コンフィグに "crash enable url ..." が設定されている場合に指定した保存先に生成され...

IOS XR: 再起動もしくは re-image 後、初回の admin コマンド実行完了に時間がかかる

2024 年 4 月 25 日 (初版) TAC SR Collection主な問題 IOS XR ルータにおいて、筐体の再起動もしくは re-image 後、初回の admin コマンド実行完了に 20 から 30 秒程度の時間がかかる問題が報告されています。 RP/0/RP0/CPU0:ios#show clockTue Sep 22 03:56:11.780 UTC03:56:11.822 UTC Tue Sep 22 2020RP/0/RP0/CPU0:ios#adminTue S...

ASR9K:show policy-map interface にて Service Policy not installing となる

はじめに本ドキュメントでは、ASR9000 シリーズルータにおける、シェーピング機能設定時における制限事項について紹介します。概要 ASR9000 シリーズルータにおいて、以下のようなシェーピング機能を設定し、"show policy-map interface" にて統計情報を確認しようとした場合に、"Service Policy not installing" と表示され、シェーピングが機能しているログが確認できません。 [設定例] RP/0/RP0/CPU0:ASR9K#show r...

NCS5500/NCS540/NCS560: 自宛や転送パケットが Drop するまたは想定外に転送される事象

2024年4月1日 (初版) TAC SR Collection主な問題 NCS5500/NCS540/NCS560 シリーズルータにおいて以下のいずれかの条件を満たす場合に、コントロールプロトコルの自宛パケットや、転送パケットが間欠的に Drop したり、L2 の場合は元々 Punt されるべきパケットが想定外に転送されてしまうことがあります。また、Traffic 量が多いと発生頻度が上がります。※NCS5700 は非該当 -IPv6 uRPF を有効にしている-ARP request...

ASR9K: mibd_entity に関する traceback が出力される

2024年4月15日 (初版) TAC SR Collection主な問題 ASR9000 シリーズルータにおいて、6.8.2 へアップグレードした際や、SNMP walk および entitystate mib の情報を継続的に取得しようとした際に、mibd_entity プロセスから以下のような traceback が出力される場合があります。 RP/0/RSP1/CPU0:Jul 15 16:10:29.952 IST: mibd_entity[339]: %SYSDB-BAG-7-...

cBR−8: OFDMA チップのリセット方法

OFDMA mode を使用していて、OFDMA channel がダウンしたり、Channel Bonding が行われないといった OFDMA channel に関連するような問題が発生する場合、OFDMA チップに問題がある可能性があります。その場合、OFDMA チップのリセットで問題を解決することができる可能性があるので、その方法について説明します。 OFDMA チップをリセットするには、ラインカードにログインして、以下のコマンドを実行すれば良いのですが、<chip No.> と <O...

IOS XR: インターフェースフラップ事象の物理切り分け

はじめにこのドキュメントでは、IOS XR における基本的なインターフェースダウンまたは、フラップ(ダウン/アップ)の問題に関する物理切り分けについて説明します。インターフェースダウンまたは、フラップが発生する原因は多岐に渡りますが、SFP のようなオプティクスモジュールのハードウェア不良が原因となるケースが比較的多く確認されています。レイヤー 1 レベルにおける光信号の問題は、ログからの原因特定が非常に困難です。そのため、まずは被疑箇所の特定および、ハードウェア不良の可能性を排除するために...

サービスプロバイダ

コミュニティー閲覧

[TKB] サービスプロバイダドキュメント

[TKB] サービスプロバイダ SR コレクション

[ビデオ] サービスプロバイダ

ハイエンドルータ

CMTS

サービスコントロール

モバイルパケットコア

[アーカイブ] サービスプロバイダイベント