PA-8B-S/T の BRI interface を専用線で使用する際の制限事項

ドキュメント

2012/05/31 - 21:48
5月 31st, 2012

2008 年 7 月 22 日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

PA-8B-S/T の BRI インターフェイスで ppp を使用し、かつ "isdn leased-line" の設定が行なわれている状態で、対向機器の問題等により BRI インターフェイスが line protocol down の状態になるとルータがクラッシュに至ることがあります。

これはデフォルトで有効になっている ppp の再接続を試みる前に行なわれる interface reset を行なう動作により PA-8B-S/T 上の FPGA が誤って パリティエラーを検出してしまうことが原因です。

なお、調査の結果この問題はハードウェアの制限事項であることが分かりました。

解決策

この問題を回避するためには該当の BRI インターフェイスの interface モードで "no ppp link reset" を設定し上述の interface reset を停止する必要があります。

なお、上述の interface reset は leased-line 環境では本来必要ありませんので、この設定を追加することによる影響はありません。


なお、"no ppp link reset" コマンドは下記 IOS Version 以降で設定可能です。


最初に組み込まれた IOS Version

  • 12.0(22.4)M
  • 12.1(15.3)M
  • 12.2(11.1)M
  • 12.0(21.3)S2
  • 12.0(21.3)SY2
  • 12.0(22.3)S1
  • 12.0(22.4)W5(25.7)
  • 12.0(27)SV
  • 12.1(18.1)E
  • 12.2(4)BZ
  • 12.2(7.6)B3
  • 12.2(7.6)PB3
  • 12.2(10.8)PI5
  • 12.2(11.1)S
  • 12.2(11.3)T
  • 12.2(11.3)T1
  • 12.2(11.4)DA
  • 12.2(11.8b)DA
  • 12.2(13.3)B
  • 12.2(15)BW
  • 12.2(15)BX
  • 12.2(15)BZ
  • 12.2(15)ZN

エラー メッセージおよび警告

該当の BRI インターフェイスにて interface resets、および、carrier transitions カウンタの増加が見られます。

Router#show interface bri3/3
BRI3/3 is up, line protocol is down
  Hardware is BRI
         (中略)
     0 output errors, 0 collisions, 134 interface resets
     0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
     267 carrier transitions
       

この問題が原因で crash した場合、crashinfo に以下のメッセージが記録されることがあります。

メッセージ
%ERR-1-GT64120 (PCI-0): Fatal error, Parity error on master read
GT=0xB4000000, cause=0x0110E083, mask=0x0ED01F00, real_cause=0x00100000
bus_err_high=0x00000000, bus_err_low=0x00000000, addr_decode_err=0x00000470

%ERR-1-FATAL: Fatal error interrupt, No reloading
err_stat=0x0, err_enable=0xFF, mgmt_event=0x40
       

備考

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アクション

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