2008年1月25日(初版)
TAC SR Collection |
主な問題 | 12.2(25)SEE トレイン及び 12.2(25)FX トレインが稼動する Catalyst2960G シリーズ (WS-C2960G-8TC-L、WS-C2960G-24TC-L、WS-C2960G-48TC-L)で、ある範囲のポートを trust dscp に設定した上で、ある範囲のポートを対象に mls qos trust dscp コマンドを実行した際、以下のメッセージが出力され trust dscp 設定が適用されない場合がある。 この問題が発生した場合、running-config 上は 上記コマンド設定が反映されているが、show mls qos interface コマンドの出力では、trust state が not trusted と表示される場合がある。 %(GiX/X) Master sets trust failed, sets to untrust modetrust type update failed on ifc GigabitEthernetX/X %QOSMGR-4-COMMAND_FAILURE: Execution of slave:HQM_IDBTRUST_CMD command failed on GigabitEthernetX/X %QOSMGR-4-COMMAND_FAILURE: Execution of master:HQM_IDBTRUST_CMD command failed on GigabitEthernetX/X (X/X にはポート番号が出力されます)
発生条件 : g0/1-g0/4の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/5-g0/8の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/5-g0/8の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/1-g0/4の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/9-g0/12の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/13-g0/16の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/13-g0/16の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/9-g0/12の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/17-g0/20の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/21-g0/24の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/21-g0/24の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/17-g0/20の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/25-g0/28の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/29-g0/32の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/29-g0/32の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/25-g0/28の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/33-g0/36の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/37-g0/40の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/37-g0/40の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/33-g0/36の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/41-g0/44の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/45-g0/48の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 g0/45-g0/48の何れかに trust dscp 設定した上で、g0/41-g0/44の何れかを対象とし mls qos trust dscp コマンドを実行 この問題は CSCsd85770 として報告されております。
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解決策 | 改修版ソフトウェア : CSCsd85770 の修正が適用された ソフトウェア の使用。 不具合の暫定回避策 : ソフトウェアのアップグレードを行わない場合、SDM template を QOS template へ変更する事で回避可能です。 |
備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。