C-SeriesでMegaRAID Controllerを使用している場合にCIMCやWebBIOSから確認できる
物理ディスク、論理ディスクのステータスについて説明をします。
CIMC
WebBIOS (Physical Viewより)
物理ディスクのステータス
Status
| Description
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Unconfigured Good | RAID Controller からアクセス可能だが、仮想ドライブやHost spareとして構成されていない状態。 (障害ではありません) |
Hot Spare | Hot Spareとして構成されている状態。 |
Online | RAID Controller からアクセス可能で、仮想ドライブの構成ディスクとして稼働している状態。 |
Rebuild | 仮想ドライブの冗長性を修復するため、データを書き込んでいる状態。 |
Failed | "Online" または "Hot Spare" だったが、修復不可能なエラーを検出している状態。(ディスク障害の可能性あり) |
Unconfigured Bad | "Unconfigured Good" だったが、修復不可能なエラーを検出している状態。 (ディスク障害の可能性あり) |
Missing | "Online" だったが、現在物理的に抜去されている状態。 (ディスク障害の可能性あり) |
Offline | 仮想ドライブの構成ディスクだったが、無効なデータを保持していると RAID Controller が判断している状態。 (ディスク障害の可能性あり) |
None | サポートされていないフラグがセットされているか、"Unconfigured Good" もしくは "Offline" のドライブで抜去の準備が完了している状態。 |
論理ディスクのステータス
Status
| Description
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Optimal | 論理ドライブは正常に稼働していて、構成ディスクが Online の状態。 |
Degraded | 論理ドライブは正常に稼働しているが、構成しているディスクの1本で "Failed" や"Offline" が発生している状態。 |
Partial Degraded | RAID6 の論理ドライブで稼働しているが、構成しているディスクの1本で "Failed" や "Offline" が発生。もう1本ディスクに障害が発生しても稼働できる状態。 |
Failed | 論理ドライブに障害がある。 (データへの影響あり) |
Offline | 論理ドライブは RAID Controller で使用不可の状態。 (データへの影響あり) |