Nexus:Nexus5000 vPC roleの役割と障害時の切り戻し手順

ドキュメント

2015/02/25 - 17:52
2月 18th, 2015
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0.vPC roleの役割

1.vPC roleの確認方法

2.vPC role の切り戻し手順

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0.vPC roleの役割と決定方法

0-1.vPCプライマリとセカンダリ

 vPCは2台のNexus switchから構成されそれぞれプライマリ、セカンダリの役割を担います。プライマリデバイスはBPDUを送出し、ARPのreplyを返答する役割を担います。

0-2.vPC operational role

 一度設定されたPriorityに基づくvPCロールは変更されることはありませんが、運用時にリロードが発生した場合、運用上の役割が変更されます。その場合、Operational Primary, Operational Secondryというステイタスに変更されます。図1に記載されておりますとおり、

再度リロードが発生した場合、元のステイタスへ変更されます。

図1:

0-3.プライマリ、セカンダリロールの推奨事項

STP

STP ルート:プライマリ vPC ピア デバイスを STP プライマリ ルート デバイスとして設定し、vPC セカ

ンダリ デバイスをSTP セカンダリ バイスとして設定します。

・プライマリ デバイスがすべての VLAN のルートになるように Rapid PVST+ を設定し、プライマリ デバ

スがすべてのンターフェイスのルートになるように MST を設定することをお勧めします。

 

SVI

・レイヤ 3 VLAN ネットワーク インターフェイス:両方のデバイスから同じ VLAN の VLAN ネットワーク

インターフェイスを設定するこにより、各 vPC ピア デバイスからのレイヤ 3 接続を設定します。

 

HSRP

 ・HSRP アクティブ:vPC ピア デバイス上で HSRP と VLAN インターフェイスを使用する場合は、プライ

マリ vPC ピア バイスを HSRP アクティブの最も高いプライオリティで設定します。セカンダリ デバイスは

HSRP スタンバイになるよう設定します。

 

 

0-4.vPC roleの決定方法

 vPC roleはsystem priority値によって決定され、Priority 値が低い方のデバイスがを担いPrimary roleを担います。同等だった場合、system mac が小さい方が優先されます。

Priority値はrole priorityコマンドにて手動設定が可能です。

 

1.vPC roleの手動設定と確認方法

1-1.vPC roleの手動設定

  vPC roleはpriority値によって決定されるため、priority値を設定することにより任意の

デバイスをvPC プライマリに設定することが可能です。role priority値はvpc domainの設定モードから設定可能です。また、priority値は1-65535の値を設定可能です。

Nexus5000(config)# vpc domain 1
Nexus5000(config-vpc-domain)# role priority ?
  <1-65535>  Specify priority value

 

現状vPC を形成しているピアスイッチのvPC roleはshow vpc 、show vpc roleコマンドにて確認することが出来ます。

Nexus5000# show vpc role
vPC Role status
----------------------------------------------------
vPC role                            : primary
Dual Active Detection Status      : 0
vPC system-mac                      : 00:23:04:ee:be:01
vPC system-priority                 : 32667
vPC local system-mac                : 00:05:73:de:3e:41
vPC local role-priority             : 100

F11.N5548# sh vpc role

vPC Role status
----------------------------------------------------
vPC role                        : secondary
Dual Active Detection Status    : 0
vPC system-mac                  : 00:23:04:ee:be:01
vPC system-priority             : 32667
vPC local system-mac            : 00:05:73:bf:cd:7c
vPC local role-priority         : 150

 

2.vPC role の切り戻し手順

vPC はロールのプリエンプションをサポートしていません。 プライマリ vPC ピア スイッチに障害が発生すると、セカンダリ vPC ピア スイッチが、vPC プライマリ スイッチの機能を引き継ぎます。 ただし、以前のプライマリ vPC が再稼働しても、機能のロールは元に戻りません。そのため、vPC roleの変更、またはOperational roleの変更はマニュアルで行う必要があります。

 

2-1.vPC roleの変更方法

プライオリティ値によって設定されたvPC roleを変更するためには以下の手順を行ってください

順1.プライマリとする側(現セカンダリ)のデバイス上にてrole Priority値を現在のPrimary側より低く

設定する。

手順2.vPC peer-linkのshut/no shutを行う。

 

2-2.vPC Operational roleの変更方法

vPCにはOperational roleが存在することを上記に説明させて頂きました。このOperational roleがなんらかの障害で切り替わってしまったときのroleの変更方法を記載します。

手順1.Primary,Operational Secondlyとなっているデバイスへログインし、Operational Secondlyとなっている側よりも低いPriority値を設定

手順2.,Secndly Operational Primaryとなっているデバイスへログインし現在のPriority値よりも高い値を設定

手順3.Primary,Operational Secondlyとなっているデバイス側からpeer-linkをshut/no shutする。

 

注)プライオリテイ値の変更のみではroleは変更されません。

注)この作業においてvPC portはdelay restore timerの分shut/ downされvPC機能がリセットされるため、その間に通信への影響があります。

注)そのため、切り替え作業時に一時的にdelay restore timer値を0とすることにより通信への影響を最小限に抑えることが出来ます。

 

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注)本手順はNexus5000/6.0.2.N2.4のバージョンを使用し挙動を確認しています。

  

 

 

 

 

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