ポリシングのバースト値の計算方法は以下になります。
例: 48Kbps にポリシングする場合の最小バースト値
1) 1518 bytes (最大のpacket サイズ)
2) 48,000bps (設定レート) /8000 (0.125ms バケット インターバル) = 6bits
6 bits/8 = 約 1 byte
1と2をを比較して、値の大きいほうを採用する。
よって最小バースト値は1518 byteになる
TCPトラフィックでは 1)を次の値に変更する : window size x2
これはTCPフローコントロールが動作するまで、ポリシングを動作させないため: バースト値をTCPウィンドウサイズの2倍に設定します
ポリシングレートには、Ethernetの8byteのプリアンブルと12byteのIFGは含まれていません。
ポリシングが正常に動作していてもレートが違って見えることがあり、特に小さなフレームではこの違いが出ることがあります。
また、TCPウィンドウ制御とバースト値もレートに影響を及ぼします。