Cisco Unified Communications Manager の保留音の音量調整

ドキュメント

2015/07/30 - 23:30
7月 15th, 2015
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はじめに

このドキュメントでは、Cisco Unified Communications Manager(CUCM) の保留音(MOH)の音量レベルを変更する手順について説明します。

 

 

概要

サービスパラメータで MOH の音量を変更し、そのあとに、新しく MOH オーディオソースファイルをアップロードすると、アップロードした MOH オーディオソースファイルは、指定した音量かつCUCM に適した形にファイルが変換されます。


設定変更後にアップロードしたファイルのみに変更が適用されるため、既存の MOH オーディオソースファイルは、設定変更前の音量のままです。

 

 

手順

 

1. サービスパラメータの変更

 

Cisco Unified CM Administration > System > Service Parameter

> サーバを選択 (クラスタワイドのパラメータを変更するのでどのサーバでもOKです)

> Cisco IP Voice Media Streaming App サービスを選択 ( Active でも Inactive でも構いません )

> Advanced(詳細設定) ボタンを押します。

> Default MOH Volume Level を変更し、保存ボタンを押します。

 

このパラメータの説明は以下の通りです。

Default MOH Volume Level:

This parameter specifies the dB (volume) level adjustment applied to MOH audio source files when new audio source files are imported.

Changes to this parameter ONLY affect audio files that are imported after the change occurs.

デフォルト:  -2

最小: -10

最大: 10

※オリジナルのファイルの音量や環境にもよりますので、一概にどの程度が適切かは申し上げられませんが、値を変更するときは1~2段階ずつ音を聞きながら調整いただくことをおすすめします。

 

2. 保留音(MOH) オーディオソースファイルのアップロード

 

 

Cisco Unified CM Administration -> Media Resource -> MOH Audio File

 

ファイルのアップロードボタンを押し、 MOH オーディオソースファイルをアップロードします。

IP Voice Media Streaming App サービスが起動しているサーバが複数ある場合、すべてのサーバで実施してください。

 

 

 

オーディオ ソース ファイルとして推奨される形式には、次の仕様があります。

  ・16 ビット パルス符号変調(PCM) wav ファイル

  ・ステレオまたはモノラル

  ・サンプル レートが 48 kHz、32 kHz、16 kHz、または 8 kHz

 

参考:保留音オーディオ ソース

 

また、既存の MOH オーディオソースファイルの音量を調整したい場合は、以下の CLI コマンドで、ファイルの確認、取得が可能です。

 

・MOH オーディオソースファイルの一覧表示

 file list activelog mohprep/*

 

・MOH オーディオソースファイルの取得 ( SFTP サーバが必要です)

  file get activelog mohprep/*

 

既存のものを変更する場合は拡張子が.wb.wav になっているものが元のファイルになります。Windows の場合、対象のファイルを右クリックし、プロパティを開き、Summaryのタブを見ると、形式が確認できます。

このファイルをアップロードすると、自動で.g729.wav, . ulaw.wav などの拡張子を持つ複数のファイルに展開されます。

 

3. オーディオソースファイルの指定

 

音量変更したファイルをオーディオソースとして指定します。

Cisco Unified CM Administration > Media Resources > Music On Hold Audio Source

 

既存のものを選択してファイルを変更することも、新規に追加してファイルを指定することも可能です。こちらに複数のソースが指定されている場合は、どのソースを使用するか電話機側で指定します。

 Device > Phone > User Hold MOH Audio Source, Network Hold MOH Audio Source

 

 

備考

同一ファイル名のアップロードも可能ですが、その場合、もとのファイルは上書きされます。ただしうまく動かないこともあるようなので、その場合、別の名前で作成いただくか、一度元のファイルを削除してからアップロードを実施ください。

同じファイルで音量調整を繰り返すと、そのファイルの音質品質が劣化する場合がありますので、オリジナルの MOH オーディオソースファイルは保存しておくことを推奨します。 

 

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アクション

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