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*2022/3/11 DL 資料リンクを差し替え(スライド 43 の修正により)

Q1.PPE は複数コア、複数スレッドで転送処理を並行して行うということですが、パケットの順番が入れ替わったりしないんでしょうか。

パケットの順番が入れ替わらないようにする機構が実装されているので、そういう状況は起こりません。

Q2.メモリのトラブルシューティングで複数プロセスでメモリリークが起きるといったことはないでしょうか。
その場合はそれぞれのプロセスについて先ほどの情報を取得すればよいでしょうか。

IOSd、または linux、どちらの場合でも顕著にメモリを取得しているプロセスはひとつだけの場合が多いですが、 お互いに関連するプロセスが同時にメモリ取得量が多いという場合もあります。
使える情報は多いほうがいいので そういう場合はそれぞれのプロセスについてログを取得してください。

Q3.linux プロセスの high cpu の場合ですが、この場合は stack の情報は取得しないんでしょうか。

stack 情報を取りたいのは山々ですが IOSXE には残念ながらそのコマンドが実装されていません。
linux shell に入って pstack コマンドを実行するとかもできればやりたいですが、IOSXE の linux には含まれていないので、 やはり取得はできないと思います。

Q4.GigabitEthernet0 ポートでのルーティングプロコトルの使用はサポートされますか?

Gi0 ではルーティングプロトコルの使用はサポートされていません。 Gi0 では Static Route を使用してください。

Q5.Power Supply を抜いた時に出るメッセージは Power Supply を一つでも抜いた場合に出力されますか?

はい、Power Supply を1つでも抜けば出力されます。

Q6.Route Processor のCPU使用率が上がると、パケット転送に影響を及ぼしますか?

パケット転送は ESP で行われるため、RP の CPU 使用率が上昇してもパケット転送に基本的に影響はないです。
ただし、RP の CPU 使用率が 100% の状態が続くなどして、例えば OSPF の hello を連続して落とすなどすれば OSPF の neighbor が切れるので結果的に、パケット転送に影響が出る可能性はあります。

Q7.module の High CPU / Memory 問題などが発生した場合、module 毎の再起動などはできるのでしょうか。

出来ます。コマンドは hw-module slot 〈slot〉 reload

Q8.Gi0(MGMT)から受信したパケットを Gi0/0/0 などのデータ通信用の interface に通すことは出来ますか?またその逆も

出来ません。

Q9. IOS-XE の Linux Kernel version は何ですか?

2.6 です。show bootlog で確認可能です。

Q10.IOS-XE のメリットは何ですか?

いくつかあるのですが、Dual IOS を使えることが1つ。従来の IOS 部分が IOSd として切り離されているので、コードの修正部分が以前よりより明確になったということがあります。
Linux 側のプロセスについても、各manager ごとにコードが component 化されているのでコード修正が行いやすいという利点があります。
あとは、豊富な show コマンドや trace log が用意されている点です。

Q11. SIP-SPA間のSPI Bus関連のメッセージ説明がありましたが、MIP-EPA間でも同様と理解していいでしょうか?またMIPおよびEPAはSIPとSPAの接続帯域が増えたものという理解でよろしいでしょうか?

MIP-EPA 間では使用する EPA 次第で使用される Bus が異なってきます。 SPI Bus ではありませんが、ただの Bus ですので接続帯域が増えたものとお考え頂ければよいと思います。

Q12.ご説明いただたい中でパント(punt)の処理は具体的にどのような動作となるのでしょうか?調査してみるとCEFパントと呼ばれる用語もありどうも混同してます。

Training の中で出てきた、punt と CEF punt は同じものとなります。
punt はある転送方式では転送できないので、次に早い porcess switching 方式で転送することです。
ASR1000 シリーズルータでサポートしている転送方式は、CEF と process switching のみです。
punt が発生した場合は process switching となり、ESP では処理出来ないため、パケットは RP の転送されます。

Q13.ASR1Kも基本的にはルーティングテーブルを作成する際にはCPU処理で学習し、実際の転送ではCEFのフォワーディングテーブルによってパケットが転送されるのでしょうか?

フォワーディング情報の作成は以下のような流れで行われます。
IOSd で RIB/FIB を更新 → RIB/FIB の更新情報を FMAN-RP に送信し、FMAN-RP の情報を更新 → FMAN-RP で更新された情報を、FMAN-FP に送信し、FMAN-FP の情報を更新
*39枚目のスライドに同様の記載があるのでそちらも参照頂ければと思います。

そのため、以下についてはご認識の通りです。
>ASR1Kも基本的にはルーティングテーブルを作成する際にはCPU処理で学習し

以下については、「CEFのフォワーディングテーブル」がどこまでを含むかによって変わります。
>実際の転送ではCEFのフォワーディングテーブルによってパケットが転送されるのでしょうか?

CEF のフォワーディングテーブル が IOSd 上の CEF のフォワーディングテーブル を指すのであれば、この情報は転送時には使用されません。
転送時に使用されるのは、FMAN-FP の フォワーディング情報です。
FMAN-FP のフォワーディング情報は「CEFのフォワーディングテーブル」を元に作られたものなので、FMAN-FP のフォワーディング情報までを「CEFのフォワーディングテーブル」として含むのであれば、「CEFのフォワーディングテーブル」を使用して転送されます。

Q14.サイジングについてご教示ください。Mediamの場合はExpressway1台につきデバイスが2500台レジストできるで正しいでしょうか。

RPの冗長化やDusl IOSの冗長化を実現すれば、RP、IOSの障害発生時にはパケットを極力ドロップしないで転送可能なのでしょうか?
例えば、SSO/NSFを活用する等、またNSFを利用する場合は他の機器が対応してなければならないと思いますが、NSR(Non Stop Routing)等でASR1K単体でも実現できるのでしょうか?

Dual IOS と NSR を使用している際に Active IOSd が crash してもパケットロスは一切発生しません。
IOSd が crash している間も QFP は動作し続けるためです。

Q15.ライセンスの仕組みがよく分かっておりません。configを設定すれば実現可能になるものや、platform系のthroughputライセンスもあると思いますが、具体的な情報があれば助かります。

お手数ですが以下の Link などをご参照頂ければと思います。

Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
Cisco 使用ライセンスの設定
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/RT/WANAggregationInternetEdgeRT/ASR1000AggregationServsRT/CG/001/csa_rtu.html?bid=0900e4b182e79465

Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ
Cisco IOS XE ソフトウェア ライセンス
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/asr1000/prodlit/iosxelic_pb.html

Cisco ASR 1000 Series Aggregation Services Routers Ordering Guide
http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/routers/asr-1000-series-aggregation-services-routers/guide-c07-731639.html

以下に代表的なライセンスの使用方法を示します。

<adventerprise/advipservices/ipbase ライセンスについて>
adventerprise/advipservices/ipbase ライセンスの使用手順は以下の通りです。

1. TFTP 等で license file を bootflash: に置く。
2. license install bootflash:
3. configure terminal
4. license boot level { adventerprise | advipservices |ipbase }
5. exit
6. copy running-config startup-config
7. reload

<Throughput ライセンスについて>
Throughput ライセンスの使用手順は以下の通りです。

1. TFTP 等で license file を bootflash: に置く。
2. license install bootflash:〈license_file〉
3. configure terminal
4. platform hardware throughput level 〈throughput〉
5. exit
6. copy running-config startup-config
7. reload

Q16.ASR1Kでリプレースした場合にはどのような機器と入れ替えるのが妥当でしょうか?
後継機種で考えた場合ですね(例:Cisco892J→891FJなど)

Cisco 製品の後継機は EoL/EoS のページで確認可能です。

ASR1000 であれば以下のページから該当する製品を参照してください。
*EoL/EoS がアナウンスされていない製品については、現時点では後継機は未定です。

Cisco ASR 1000 Series Aggregation Services Routers
End-of-Life and End-of-Sale Notices
http://www.cisco.com/c/en/us/products/routers/asr-1000-series-aggregation-services-routers/eos-eol-notice-listing.html


例えば、すでに EoL/EoS がアナウンスされている ASR1001 であれば以下のページから後継機が ASR1001-X であることがわかります。
End-of-Sale and End-of-Life Announcement for the Cisco ASR 1000 Series 5- and 10-Gbps Embedded Services Processors, ASR 1000 Series Route Processor (RP1), ASR 1000 Series 10Gbps SPA Interface Processor, and ASR 1001 and 1002 Routers

 

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