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Yutaka Takahashi
Cisco Employee
Cisco Employee

[交換時の注意点]

サーバ再接続時には、サーバID(Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X)が変わることがあります。切断前のIDを確認しておき、元に戻せるようにしておきます。

 

[作業前確認]

- FE作業

1. 対象サーバ (Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X) を選択して、右画面のOverall status, Operability 等のステータスを確認します。
Avail State が Unavailable となっていても問題ありません。

 image.png

 

2. 対象サーバ (Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X) を選択して、右画面の Faults タブの内容を確認しておきます。

 image.png

 

3. 対象サーバのサーバID (Server X)を記録しておきます。

 image.png

 

 

[作業手順 - ホストシャットダウン]

1. (お客様作業)
作業対象のホスト上で動作している仮想マシン(コントローラーVMは除く)を、別のホストへ移動しておきます。

 

2. (お客様作業)
作業対象特定のために、Locator LED を点灯(Server X > General > Turn on Locator LED)してください。

 image.png

 

3.(FE作業)
以下のドキュメントのステップ1から4の操作を行って、対象ホストをメンテナンスモードにします。
HX Connect版: https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/4010929
vCenter版: https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3165288

 

4. (お客様作業)
ホストをシャットダウンします。

 

[作業手順 - パーツ交換]

 

<事前準備>

 

- FE 作業

1. ケーブルやディスクなどのパーツを元の状態に戻せるように、マーキングをしてください

 

2. Associate されている Service Profile を Disassociate します。

 

2-1. サーバメニューに移動し、右画面 General タブの Properties 内の Service Profile をクリックします。

image.png

また、後で Service Profile をサーバに元通りに Associate する必要があるので、Service Profile 名を記録しておきます。
Service Profile 名は、org-<organization名>/ls-<Service Profile名> になっています。上図の例では、"root" の下の "hx-cluster" の下に Service Profile "rack-unit-1" が設定されていることになります。

image.png
  
2-2. Associate されている Service Profile の設定画面が別ウィンドウで表示されます。General タブのDisassociate Service Profile をクリックします。

image.png 

 

3. 以下のドキュメントの"サーバ切断方法"を参考にして、サーバを UCSM から切り離します。
「UCSM integration 構成サーバの切断、接続方法」
https://supportforums.cisco.com/ja/document/13049466

 

4. 取り外す電源ケーブル, その他のケーブル(ネットワーク, Twinax )を、作業後に確実に戻せるよう、ラベリングしておきます。

 

5. サーバ電源が off であることを確認し、電源ケーブルと必要であればその他のケーブルをサーバから抜きます。

 

6. サーバ前面の左右のラッチを開き、スライドレールに沿ってサーバをラックの前面に引き出します。

image.png 

7. 以下の図を参考にロックを開放し、そのままラッチを引き上げ、サーバのトップカバーを外します。

 

 

HX220c

image.png 

HX240c

image.png 

 

 

<交換対象DIMMの取り外し、取り付け>

1. 以下の図より、交換するDIMMのスロットを特定し、スロット両端のレバーを開いてDIMMを取り外します。(図はHX220cM4, HX240cM4 共通)

image.png 
 

2. 新しいDIMMを正確に差し込み、レバーを閉じます。

 

3. サーバのトップカバーを閉めます。

 

4. サーバを中程で一旦ストップするまで押し込みます。

 

5. 以下の図の、両サイドにある(2)のプラスチックリリースクリップを押しながらサーバを更に押し、ラックに収納します。

image.png 

6. 外したケーブル類を元通り繋ぎ直します。

 

7. 以下のドキュメントの"サーバ接続方法"を参考にして、サーバを UCSM に接続します。
[HyperFlex] UCSM integration 構成サーバの切断、接続方法

 

8. UCSMで対象サーバ (Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X) を選択して、右画面で Inventory -> Memory を選択し、交換したDIMMが正常に認識されているかを確認してください。

image.png 

 

9. サーバに元の Service Profile を Associate します。

  

<ホスト起動>

1.(お客様作業)
ホストを起動します。

 

2.(FE作業)
以下のドキュメントのステップ5の操作を行って、対象ホストのメンテナンスモードを終了します。
HX Connect版: https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/4010929
vCenter版: https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3165288

 

<作業後確認>

- FE 作業

1. 対象サーバ (Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X) を選択して、右画面のOverall status, Operability 等のステータスを確認します。
Avail State が Unavailable となっていても問題ありません。

 

2. 対象サーバ (Equipment > Rack-Mounts > Servers > Server X) を選択して、右画面の Faults タブの内容を確認し、想定外の Faults が発生していないことを確認します。

 

[参考資料]

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