うるう秒について
2017年1月1日にうるう秒の調整が実施されます。
日本標準時では、2017年1月1日の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に8時59分60秒が追加されます。※うるう秒については、後述の補足を参照してください。
ワイヤレスにおける うるう秒の対応
一部の製品を除きワイヤレス製品では、NTP の Leap Indicator(LI) による、うるう秒の追加・削除には対応していません。うるう秒が追加/削除された際は、一時的に１秒の誤差が発生しますが、自動的に NTP Server と再同期します。
<LI 未対応製品>
- Cisco Aironet 700, 1500, 1600, 2600, 3600, 1700, 2700, 3700 Series Access Point
- Cisco Aironet 1800, 2800, 3800 Series Access Point
- Cisco Industrial Wireless 3700 series Access Point
- Cisco Wireless Controller 2500, 5500, 8500 series
- Cisco Flex® 7500 Series Wireless Controllers
- Cisco Virtual Wireless Controller
- Cisco Wireless Services Module 2 (WiSM2)
<LI 対応製品>
- Cisco Wireless Controller 5700 series
- Cisco Mobility Services Engine
- Cisco Prime Infrastructure
影響
システムの時刻に一時的に１秒の誤差が発生しますが、ワイヤレス機能への影響はありません。
補足
地球の自転と原子時計の時間差が0.9秒以上になると想定された場合、うるう秒によって調整されます。
うるう秒による調整は、12月か6月の末日の最後の秒(世界標準時)に実施され、それでも調整しきれない場合は、3月か9月の末日の最後の秒(世界標準時)で実施されます。
世界標準時(UTC)と日本標準時(JST)では、時差が9時間である為、日本では午前8時59分の最後の秒で調整されます。前回の追加は2015年7月1日でしたが、次回の実施日は未定です。
日本標準時(JST)グループ：うるう秒実施日一覧
http://jjy.nict.go.jp/QandA/data/leapsec.html
