本ドキュメントでは AIR-CT5760等の NGWC製品において、AP のリブート事象が発生した場合の Crash ログ取得方法について説明します。
AP の S/W 不具合等により、AP がリブートしてしまうという問題事象が発生することがあります。その場合、リブート発生原因の解析に有用な Crash ログが生成されることがあります。
NGWC 製品は AIR-CT5508 等の AirOS 製品同様、AP の Flash に生成された Crash ログは、AP がワイヤレスLANコントローラ(WLC)に再帰属した際に、WLCに自動でアップロードされます。
以下、WLC から AP の Crash ログを取得する方法を記載いたします。
1. シリアルコンソールまたはTELNET/SSH にて WLC の CLI にアクセスします。
2. "show crashinfo:" コマンドにより AP の Crash ログが存在していることを確認します
※ap_crash ディレクトリの配下に Crash ログがあることを確認してください。
5760-D#show crashinfo:
-#- --length-- ---------date/time--------- path
2 1024 Oct 28 2016 02:23:11.0000000000 +00:00 ap_crash
3 373912 Oct 28 2016 02:23:15.0000000000 +00:00 ap_crash/lrad_08cc68b44ef0.crash
4 0 Mar 16 2010 13:37:09.0000000000 +00:00 koops.dat
5 410 Jan 15 2016 08:27:01.0000000000 +00:00 last_systemreport_log
6 711423 Mar 16 2010 13:39:41.0000000000 +00:00 system-report_1_20100316-133936-UTC.gz
7 39 Jan 15 2016 08:27:01.0000000000 +00:00 last_systemreport
8 740831 Apr 03 2010 08:59:42.0000000000 +00:00 system-report_1_20100403-085937-UTC.gz
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3. TFTPサーバを用意し、"copy crashinfo: tftp:" コマンドにより、Crash ログをコピーしてください。
5760-D#copy crashinfo: tftp:
Source filename []? ap_crash/lrad_08cc68b44ef0.crash
Address or name of remote host []? 172.20.102.3
Destination filename [lrad_08cc68b44ef0.crash]?
!!!
373912 bytes copied in 1.661 secs (225113 bytes/sec)
5760-D#
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