このドキュメントでは、CTIアプリケーションの問題解決やトラブルシューティングを行うにあたり、
必要となるCiscoJTAPIおよび CiscoTSPのログの収集方法について手順を説明します。
CTIアプリケーションの問題解決やトラブルシューティングを行うためには、
CiscoJTAPIやCiscoTSPログは事前に以下のトレースレベルに設定してください。
JTAPI(Windows版)のログ設定について
1. クライアントがインストールされているPCにログイン
2. 以下よりJTAPI Preferencesを選択
スタート > すべてのプログラム > Cisco JTAPI Client > Cisco JTAPI Preferences
3. JTAPI Tracingタブにて以下のTrace LevelsとDebug Levelsの設定を行う。
4. ログの出力については、Log Destinationタブにて設定可能です。
なお、全てデフォルトでインストールした場合は、以下の場所に出力されます。
C:\Program Files\JTAPITools
TAPI(Windows版)のログ設定について
1. クライアントがインストールされているPCにログイン
2. 以下よりJTAPI Preferencesを選択
スタート > すべてのプログラム > Cisco TSP > Cisco TSP Configuration
3. Traceタブにて以下の設定を行う。
4. ログの出力については、同じタブのDirectoryにて設定可能です。
なお、CiscoJTAPIやCiscoTSPログを解析するためには、
Unified CM側でCTIManagerおよびCallManagerサービスのログを取得する必要があります。
CTIManagerサービスのログ設定について
1. Unified Serviceabilityにてログイン
2. 以下の画面にてトレースレベルの設定を行う。
Trace > Configuration
CallManagerサービスのログ設定について
1. Unified Serviceabilityにてログイン
2. 以下の画面にてトレースレベルの設定を行う。
Trace > Configuration
CTIManagerサービスとCallManagerサービスのログ取得について
RTMTもしくはCLIより取得してください。
参考)
CUCMのトレースログを収集する方法
https://supportforums.cisco.com/docs/DOC-32424
Unified CMでのトレースログ取得
https://supportforums.cisco.com/docs/DOC-29283