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Junya Nishida
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    はじめに

    DNAM (Digital Natural Audio Modules) は、DSP (Digital Signal Processor) を内蔵したマルチチャネルアンプです。 Cisco TelePresence Profile シリーズのエンドポイントと合わせて使用することで優れたオーディオ品質を提供するようにデザインされたコンポーネントです。 

     

    DNAM バージョン

    3つの種類がございます。

    • DNAM Short(Profile 65, T1 and T3)

    dnam_short.png

    • DNAM II(Profile 42, Profile 52, Profile 52 dual)

    dnam_ii_frontdnam_ii

    • DNAM III(Profile 42 MKII, Profile 52 MKII, Profile 55 MKII and Profile 52 dual MKII)MKIとMKIIとの違いは、Profileシステムの背面のドアの有無で見分けられます。MKIはドアがありません。

    dnam_iii_frontdnam_iii

     

    DNAM トラブルシューティング

    DNAM は、コーデックにシリアルデータを送信したりコーデックブート時にコーデックから新しい DSP SW を取得するために、特別なモード(“no sound” モード)に入ることがあります。運用中の Profile で DNAM ケーブルの抜き差しを行うと、 DNAM のオペレーションモードが変わります。急なケーブル配線の変更を繰り返しますと予期しないモードなったり、“no sound”モードにおちいる可能性があります。

    DNAM を組み込んだシステムで、特に音声出力で「無音」の問題が発生した場合には、以下の簡単なガイドラインに従って DNAM の異常かどうかを判断します。 T3 システム(旧 Tandberg の3面のTelePresence エンドポイント)の DNAM についてはこちらを御覧ください。

    1.すべてのケーブルが正しく、正しく接続されていることを確認してください。
    - DNAM 入力にコーデックの音声出力から RCA ケーブルがつながっていること
    - スピーカーに DNAM からのケーブルがつながっていること
    - DNAM への電源ケーブルがつながっていること
    DNAM がコーデックの Line 1 に接続されていることを確認し、コーデックの詳細設定の「オーディオ」で Line1 が Auto に設定されていることを確認します。

    2.コンセントから主電源ケーブルを抜き挿しすることにより、コーデックを含む全システムを再起動し、音が確認できるまで待ちます。ケーブルやハードウェアに問題がない場合、コーデックと DNAM の通信がリセットされます。

    3.問題が解決しない場合は、DNAM のヒューズを確認してください。

    ヒューズを取り外すときは、ヒューズホルダを損傷しないように注意してください。 はすずためには、すこし内側にヒューズホルダを押して約四分の一反時計回りに回し、外側に引き出します。指のみまたは、ペンチを使用してはずすことができるシステムもありますが、マイナスドライバが必要になるシステムもあります。

    ヒューズが切れている場合は、以下のヒューズのセクションを参照して新しいものと交換してください。

    一部のシステムでは予備のヒューズがついています。ヒューズやヒューズホルダを再挿入するときにも損傷しないように注意してください。挿入する際に適切な角度で、少し内側に押し、所定の位置に固定されるまでホルダを慎重に時計回りに回します。

    4.DNAM が動作していてケーブルに問題が無い場合、DNAM に電源を投入した時にポップ音が聞こえます。これは、ラウドスピーカが少なくとも一部は接続され、DNAMが動作していることを示しています。

    5.コーデックの音声出力を外部のアクティブスピーカにつないで、コー​​デックからの音声出力があることを確認してください。

    6.DNAM 入力に外部ソースを接続ことも可能ですが、DNAM は RCA オーディオ入力がデジタルかアナログかを判断して DNAM のモードを切替えるため、この方法では確認できない場合もあります。ただし、やってみて音がラウドスピーカに出力された場合は、DNAM は正常であると判断できます。

    7.コー​​デックで xstatus をみて、オーディオモジュールをチェックしてください。

    下記は正常な出力例です。

    *s Audio Module 0 Type: DigitalNAM
    *s Audio Module 0 SoftwareID: "117"
    *s Audio Module 0 HardwareID: "B40F1E"
    *s Audio Module 0 Connector: "Line_out.1"

    オーディオモジュールタイプが不明と表示されている場合、DNAM のハードウェア障害またはケーブルに問題がある可能性があります。

    注:DNAM からのデータは、コーデックがブート中にのみ DNAM から読み込まれるので、DNAM とスピーカがコーデックブート中にただしく接続されている必要があります。

    RMA の際には、システムタイプ、コーデックソフトウェアバージョン、および xstatus の出力を提供してください。

     

    ヒューズの問題と交換

    DNAM の安全規格適合証明書に記載されているヒューズと交換してください。指定のヒューズ以外を使用すると、異常が繰り返したり、より深刻なハードウェアの故障、あるいは危険な状況につながる可能性があります。

    安全規格適合ヒューズ:
    - Bel fuse 5ET 2-R http://www.belfuse.com/pdfs/5ET.pdf
    - Littelfuse 0219002.XA http://www.littelfuse.com/products/fuses/axial-radial-thru-hole-fuses/5x20mm-fuses/219xa/219002.aspx
    - Littelfuse 215002 http://www.littelfuse.com/products/fuses/cartridge-fuses/5x20mm-fuses/215/215002.aspx
    これらのヒューズは、電子部品販売店で入手可能です。

    Littelfuse 0215002 は、DNAM とともに出荷されるヒューズですが、頻繁に電源オフ、オンされる利用方法の場合、ヒューズが飛ぶことがあります。Littelfuse 0219002.XAとBel fuse 5ET 2-R は、Littelfuse 0215002 よりもはるかに丈夫なため、代替品として推奨されています。

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