2012-06-11 01:38 PM
2008 年 12 月 24 日(初版)
Cisco Unified Communications Manager (CUCM) 5.x、6.x において、CDR Analysis and Reporting(CAR)による overview report 作成時の一時ファイルが、削除されないまま残ってしまうことにより、Disk の Active Partition の使用量が100% になる問題が報告されております。
この問題によって、CUCM にて予期せぬシステム障害、たとえば、MOH ファイル等の Active Partition へのアップロードや、ccmadmin の Web ページへのアクセスが不可となる事象が報告されております。
Server ペインの Disk Usage を確認し、Active Partition の使用量を確認します。
show status コマンドを投入し、Disk / active の使用量を確認します。
なお、お客様の環境によっては、Active Partition は正常状態においても、90% 以上を使用する場合があります。
100%、もしくは顕著に増加が確認できる場合、この問題に陥っている可能性があります。
回避策
Disk 上に存在する CAR によって作成された不要ファイルを削除する必要があります。
Remote Account による CLI アクセスによってのみ、ファイルを削除することができます。
以下の手順にて、Remote Account の Password 生成のための PassPhrase を発行し、JAPAN TAC へ Service Request のオープンをお願いいたします。
Password を生成し、削除手順を提供させていただきます。
成功した場合、以下のような出力が得られますので、出力結果を送付ください。
Account Successfully created
Account : xxxxxxx
Passphrase : yyyyyyy
Expiry : zzzzzzz
CAR system の overview report を Disable にする。
これにより、ファイル生成がなくなるため、不要な一時ファイルが蓄積されなくなります。
解決策
この問題は、下記 bug ID にて報告されております。
CSCsl16440
Externally found moderate defect: Verified (V) CAR Systemoverview report failure causing active partition full
修正版 ES の提供につきまして、JAPAN TAC へ Service Request のオープンをお願いします。
備考
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