UCS の BIOS が何らかの理由で破損し、正常に起動できなくなった場合、CIMC から BIOS を復旧できる場合があります。
この方法は、C200,210,250,260,460 で利用することが出来ますが、C22,24,220,240等では利用することは出来ません。
BIOS Recovery 後は、BIOS設定が初期化されるので、コンフィグのバックアップから設定を戻すか、マニュアルでBIOS設定を行う必要があります。
準備: BIOS と CIMC は version を合わせる必要があります。利用している CIMC の version の HUU に含まれる BIOS Recovery image(recovery.iso) をHUU の iso image より取り出し、CIMC にアクセスする PC にコピーします。
recovery.iso は HUU の iso の \{platform_version.ZIP}\bios\recovery の中にあります。
Step1: CIMC で Server Tab -> BIOS -> Recovery Corrupt BIOS の順にクリックし、ポップアップしたウインドでNext を選択します。
Step2: KVM console を起動して、Next を選択します。
Step3: 電源が入っている場合は、Power off Server で停止し、Next を選択します。
Step4: KVM の Virtual Media で recovery.iso をマップし、ポップアップしたウインドでNext を選択します。
Step5: Status が 100% になるのを待ち、Next を選択します。
Step6: 最後に Powr Cycle で再起動し、完了です。