2012-06-01 05:38 PM
2011年10月19日(初版)
NX-OS 5.1 で動作する Nexus7000 で、起動後 約 3 か月を経過すると、メモリ使用率の警告を示すログが出力される可能性があります。
%PLATFORM-2-MEMORY_ALERT: Memory Status Alert: MINOR. Usage 85% of Available Memory%PLATFORM-2-MEMORY_ALERT: Memory Status Alert: SEVERE. Usage 90% of Available Memory
NX-OS では Total で Memory 使用率を監視しているほか、linux kernel で使用するメモリ領域 (LowFree/LowTotal) をモニタリングしています。この kernel で使用される LowFree 領域が継続的に消費されている状況では、上記ログが出力される可能性があります。
N7K# show system internal kernel meminfo | grep LowLowTotal: 727120 kBLowFree: 499176 kB
カーネル・メモリ使用率の計算方法(LowTotal - LowFree) ÷ LowTotal x 100
カーネル・メモリの残量が少なくなると、システムの動作が不安定になる恐れがあります。
原因
CSCtq62339 で報告されているソフトウェア不具合の影響です。
スーパバイザを 2 重化している環境であれば、スタンバイ・スーパバイザのリセット [ reload module x (x: standby sup モジュール番号) ] を行った後、スーパバイザの手動切り替え (system switchover) を実施下さい。シングル Supervisor 環境であれば、機器のリロードにより、カーネル・メモリを解放させることができます。
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