Q1. P.61 例えば IOS 12.Xは EoSアナウンス済みとありますが、EoSだと 障害時に Cisco TACは受付けてもらえないのでしょうか？
以下のようなドキュメントを公開しておりますので、ご参照ください。
https://supportforums.cisco.com/ja/document/12284776
アナウンスメントの中で、 EoL Date が過ぎているものは Cisco TAC でもサポートいたしかねます。
EoSM が過ぎたリリースについてはお早めに最新のリリースか、もしくは直近の安定バージョンへの移行をご検討いただくことを推奨いたします。
Q2.P.62 Cisco社 推奨バージョンは どこのサイトで確認出来ますか？
以下のページにログインいただき、該当製品のソフトウェアダウンロードページに行きますと、一番最初に 推奨 のバージョンが表示されます。
https://software.cisco.com/cisco/software/navigator.html
また、以下のように推奨バージョンに関するドキュメントがあるプロダクトもありますので、併せてご確認ください。
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus5600/sw/release/recommended_releases/n5600_recommended_nx-os_releases.html
Q3.nexus 8000 シリーズはなぜ欠番なのでしょうか？
今後のリリース予定はありますか？
明確な理由については聞いたことがありません。
次期開発プロダクトに 8000 番台を割り当てるかどうかの議論を確認したことはありますが、公式なリリース予定なども含めて現時点では何も把握していません。
Q4. CatとNexusでパケットバッファに違いがあると伺ったことがあるのですが、何か情報ありますでしょうか？
データセンターでは特に遅延やバーストにシビアな要件が多いため、Nexusではカットスルー、ディープバッファなど、バッファに関して様々なプロダクトラインナップがあります。
Q5.Nexus はキャンパスネットワークには利用できないのでしょうか。
要件にあえば、Nexus をキャンパスネットワークに導入して頂く事例も多くございます。
Q6.IOS-XE や NX-OS は Linux カーネルを用いているようですが、 Linux シェルにログインできるのでしょうか
Nexus3000/9000 シリーズでは feature を有効にし、ログインできます。
その他 Nexus プロダクトは debug plugin というのを用いてログインすることが可能ですが、これは特別なトラブルシュートの必要がある場合のみ、TACからご提供します。
IOS-XEについても同様の状況で Linux による対処をご提案する場合もございますが、事例はほぼありません。
Q7.VPC,VSSにてトラブル発生時の切り替り動作について違いは、ありますでしょうか？
ほぼ全ての障害時の動作が違います。例えば、どちらかのVSS,vPC を組んでいるシャーシに問題が発生した場合、 VSS では以下のような NSF/SSO が動作します。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/107/1070/1070265_vss-best-practices-j.html#ha
一方 vPC は HSRP の切り替わり、ルーティングの切り替わりなどが発生します。 ただし、いずれも十分なハイアベイラビリティが考慮されておりますので、設計次第で障害時の影響はごくわずかとなります。
Q8. vPC には peer keep-alive の設定が必要ですが、VSS には要らないのでしょうか？
ご認識の通り、vPC は必須ですが、VSS は必須ではありません。
Q9.VSS は VSS モードにする際、再起動が必要ですが、 vPC には要らないのでしょうか？
vPC は設定の完了と共に vPC が形成されます。
Q10.紹介されたプロダクトの内、マルチレイヤスイッチではないものはどれでしょうか。
ルーティング機能を有していない L2 スイッチは C2960X のみになります。 こちらも C2960XR という型番のプロダクトではルーティングも対応しています。
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