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8900, 9900シリーズ IP Phone からSSH接続でデバッグレベルを設定しコンソールログを収集する方法

このドキュメントは、英語版(バージョン2)の日本語訳です。日本語は直訳ではなく、日本のお客様の使用状況に沿って変更を加えている箇所もあります。

最新の内容は英語原文をご確認ください。

 

概要

このドキュメントでは、8900, 9900シリーズIP Phone (9971/9951/8961) に SSH 接続し、トラブルシューティングの役に立つデバッグレベルの設定手順とコンソールログを収集する方法を説明します。

前提条件

1. IP Phone が登録されている Cisco Unified Communications Manager (以下 CUCM) の GUI へアクセスが可能なこと

2. SSH クライアントを実行する PC(PuTTY を使用)から調査対象の IP Phone に対して疎通確認が取れていること

手順

ステップ 1CUCM にて IP Phone への SSH アクセスの設定

ステップ 2PC PuTTY のインストール

ステップ 3PuTTY を使い、IP Phone に SSH 接続

ステップ 4:デバッグレベルの設定とコンソールログの収集

 

詳細説明

ステップ 1CUCM にてIP Phoneへの SSH アクセスの設定

(1)Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)の GUI へのログインします。

(2)調査対象の IP Phone の [Phone Configuration(電話の設定)] ページにアクセスし、[Secure Shell Information(セキュア シェル情報)]にて、ユーザ名とパスワードを入力します。

PuTTY を使って IP Phone に SSH 接続するときは、このユーザ名とパスワードを使用します。

DOC-16924_1.png

(3)[SSH Access(SSH アクセス)] 設定を Enabled(有効)に設定します。

DOC-16924_2.png

なお、SSH Access は IP Phone Firmware 9.2(1) 以降に必須の設定項目です。

CUCM 8.6 以降では、GUI上に標準である項目ですが、8.5 以前に対しては、Device Package のインストールが必要(Device Package 8.5.1.13033-1, 8.0.3.23038-1, 7.1.5.34066-3 以降)です。

 

(4)[Save(保存)]を実行し、IP Phone をリセットします。

 

ステップ 2PC PuTTY のインストール

PC に SSH クライアントをインストールします。 PuTTY は、広く普及している無料ツールの1つです。

このドキュメントではこれ以降、PuTTY に基づいて説明します。

 

ステップ 3PuTTY を使い、IP Phone に SSH 接続

調査対象の IP Phone に SSH 接続します。 手順は次の通りです。

(1)    IP Phone の IP アドレスの確認

(2)    PC から IP Phone へ ping を実行して、ネットワーク接続を確認

(3)    PuTTY を使い、IP Phone に SSH 接続

         IP Phoneの IP アドレスを入力し、Port = 22、Connection type = SSH になっていることを確認します。

(4)    セキュリティ アラートの承諾

(5)    ステップ 1 で CUCM にて設定した SSH ユーザ名とパスワードを入力

 

DOC-16924_3.png

二つ目のログインプロンプトにて:

9.3(2)以前のバージョンでは、ユーザ名: default パスワード: cisco を入力してください。

9.3(4)以降のバージョンでは、ユーザ名: debug  パスワード: debug を入力してください。

 

(6)    PuTTY にて、セッションのロギングおよびログファイル名を設定

 

DOC-16924_4.png

ステップ 4:デバッグレベルの設定とコンソールログの収集

IP Phone へのコンソールアクセスが可能になり、デバッグレベルの設定やコンソールログの収集ができます。

 

具体的な手順は次の通りです。

(1)必要なデバッグレベルを設定します。

必要なデバッグレベルは調査する事象の内容によって異なり、都度 TAC Engineer よりご案内します。

 

「debugsh」を入力してデバッグシェルモードに変更します。

# /usr/sbin/debugsh

 

その後、例えば以下のようなデバッグレベルの設定を行います。

本例では、コールに関連する事象の調査に役立つレベルを設定しています。

 

debug sip-adapter ccapp sip-state sip-messages sip-reg-state gsm lsm fsm ccapp remote-cc

debug jvm Config debug

debug jvm SESSIONMANAGER debug

debug jvm Properties debug

debug jvm callhist debug

DOC-16924_5.png

(2)q」または「quit」と入力して、デバッグシェルモードを終了します。

 

(3)コンソールログを出力させます。

$ /usr/sbin/sdump &

これで、コンソールログが出力され始めますので、調査対象の事象を再現させます。

9.3(4)以降のバージョンでは、「sdump &」のみを入力してください。

 

DOC-16924_6.png

(4)表示されているコンソールログを停止します。

$ pkill sdump

 

なお、ログ出力を再開するために、次のように入力し、

$ /usr/sbin/sdump

デバッグレベルを初期化するために、デバッグシェルモードにて次のように入力します。

DEBUG> undebug all

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Cisco Employee

デバッグシェルモードで sdump を停止する場合は no sdump を実行してください。

DEBUG> no sdump
 

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