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Cisco Expressway B2B 設定の注意点

 

 

はじめに

本ドキュメントでは、Cisco Expressway において、MRA (Mobile and Remote Access) の設定に加えて B2B (Business to Business) の設定を追加する際に注意すべき点を紹介します。

詳細はコンフィグレーションガイドの 「Cisco Expressway and CUCM via SIP Trunk Deployment Guide」などを確認してください。

 

B2B 設定の注意点

 

MRA と B2B の Traversal Zone を分割

MRA と B2B では、それぞれ別の Traversal Zone を設定する必要があります。Expressway-C と Expressway-E において MRA 用に Unified Communications Traversal Zone が設定されている場合、B2B を追加する際には新たに Expressway-C で Traversal Client Zone、Expressway-E で Traversal Server Zone を作成する必要があります。Traversal Zone は別のポート番号を設定します。MRA がデフォルトポート 7001 で設定されている場合は、B2B はポート 7003 などで設定します。

Traversal Zone

 

CUCM で MRA (SIP Line) と B2B (SIP Trunk) の受信ポートを分割

CUCM (Cisco Unified Communications Manager) が、Expressway-C から受信する SIP メッセージについて B2B か MRA かを区別するために、CUCM の SIP 受信ポートを分ける必要があります。MRA の SIP ポート番号がデフォルトの 5060(TCP)/5061(TLS) を使っている場合は、B2B 用の SIP トランクの SIP 受信ポートを例えば 6060(TCP)/6061(TLS) などに設定する必要があります。CUCM 側のポート番号は SIP トランクセキュリティプロファイルで設定し、Expressway-C 向けの SIP トランクに関連付けます。Expressway の設定は、CUCM 向けの Neighbor Zone で行います。

 

Port

 

CUCM の SIP トランクに関連付ける SIP トランクセキュリティプロファイルの設定

CUCM

 

Expressway-C の CUCM 向け Neighbor Zone の設定

Expressway-C

 

この設定が適切に行われていない場合は、CUCM が MRA によるクライアントの SIP Registration に失敗します。

 

CUCM で Top Level Domain を設定

CUCM のエンタープライズパラメータ (Enterprise Parameter) の Organization Top Level Domain を設定します。この設定が適切に行われていないと、受信した SIP INVITE を誤って別のノードに SIP ドメインルーティングしてしまう場合があります。

Top Level Domain

 

CUCM で SIP 最大受信サイズを確認

利用している CUCM がバージョン 8.x 以前からバージョンアップした機器である場合、CUCM の SIP 最大受信メッセージサイズ (SIP Max Incoing Message Size) が バージョン 8.x 以前のデフォルト値の 5000 バイトとなっている可能性があります。この値はバージョン 9.x 以降の新規インストールのデフォルト値が 11000 バイトに変更されました。B2B 接続の場合、受信する SIP メッセージのサイズが 5000 バイトを超える可能性があり、設定値を確認して 5000 バイトとなっていた際には 11000 バイトに変更してください。

 

CUCM のサービスパラメータ (Cisco CallManager > 詳細) の設定

SIP Max Message

 

参考ドキュメント

 

 

バージョン履歴
改訂番号
2/2
最終更新:
‎08-29-2017 06:19 PM
更新者:
 
ラベル(1)
寄稿者: