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Cisco TelePresence C/EX/MX/SXシリーズコーデック RMA交換時の設定バックアップ&ファイル更新手順

本記事では、Cisco TelePresence C/EX/MX/SXシリーズコーデックをRMA交換する際の手順、おもに設定のバックアップ・リストアおよびソフトウェアのバージョンを合わせる方法について紹介します。

ケーブルの取り回し、電源切断・投入の方法は、システムによって異なるので、それぞれのInstall Guideを参照ください。

 

また、設定のバックアップにはコーデックへrootでログインするためのパスワードを知っている管理者の方の協力が必要です。

その他の作業では、adminユーザでログインする必要があります。事前にadminユーザのパスワードも確認が必要です。

 

  1. 現在動作中のソフトウェアバージョンの確認
  2. 現在動作中の設定、電話帳のバックアップ(管理者作業)
  3. 動作中コーデックの電源オフ
  4. 動作中コーデックの取り外し
  5. 新規コーデックの設置
  6. 新規コーデックの電源投入
  7. 新規コーデックへのIPアドレスの設定
  8. 新規コーデックのソフトウェアバージョンの確認
  9. 新規コーデックのソフトウェア更新(必要な場合のみ)
  10. 新規コーデックのシリアル番号を確認(ライセンスのリホストに必要)
  11. 新規コーデックへリリースキー、オプションキーの投入
  12. 新規コーデックへ設定、電話帳のリストア(管理者作業)
  13. テストコール

 

 

 

以下、それぞれの手順の詳細になります。

 

  1. 現在動作中のソフトウェアバージョンの確認

 

Step1 Web ブラウザに、下記のようにURLを入力して、コーデックのログイン画面にアクセスし、adminユーザログインします。

 

     http://コーデックのIPアドレス

 

 

C20TC6Login.PNG

 

Step2 ログインすると、System Informationの画面が開くので、赤枠の部分に表示されるソフトウェアバージョンを確認し、記録しておきます。

下記は、TC6.3.0の画面です。TC6.3.0までメモしておくとよいです。

 

 

C20TC6SystemInfo.PNG

 

下記は、TC5.1.3の画面です。TC5.1.3までメモしておくとよいです。

TC4以前も同様に確認します。

 

 

SX20TC5SystemInfo.PNG

 

  2. 現在動作中の設定、電話帳※のバックアップ(管理者作業)

※電話帳は作成している場合のみ、バックアップします。

 

Step 1 コーデックの設定を新しいコーデックに移し替える必要がある場合は、コーデック管理者がStep2-Step9の手順を実施します。

 

    • 設定のバックアップが不要または、機器交換のみでよい場合は、ここから先の手順を飛ばして、「3. 動作中コーデックの電源オフ」の手順に進みます。

 

Step 2 設定ファイルの設定バックアップでは、SCPを使って設定ファイルをPCにコピーします。ここではWindows用のアプリケーションのWinSCPを起動してNewをクリックします。

 

 

Fig4.png

 

Step 3 WinSCPのログインダイアログボックスで、コーデックのIPアドレスまたはホスト名をHost nameフィールドに入力してEnterを押します。

アカウント名を入力するように言われます。rootと入力します。

 

 

Fig5.png

 

Step 4 ログインに失敗する場合は、Step 4からやり直します。デフォルトのパスワード、TANDBERGを試してみます。

接続できると、下記のようなWinSCPのメイン画面が開きます。

 

 

winscp_main_screen_full.png

 

Step 5 右ペインの"dot-dot" ("..") ディレクトリをダブルクリックして、rootフォルダに移動します。

 

 

winscp_get1.jpg

 

Step 6 config.db(設定)とpb.xml(電話帳)があることを確認します。

 

    • C/MX/EXシリーズの場合

config.dbは"/mnt/base/active"フォルダにあります。

 

winscp_get5.jpg

 

pb.xml(電話帳は)”/config"フォルダにあります。

 

 

PB.xml.png

 

    • SX20の場合

config.dbとpb.xmlは”/config"フォルダにあります。

(pb.xmlは無い場合もあります。無い場合、バックアップは不要です。)

 

 

PB.xml.png

 

Step 7 WinSCPの左側のPCのフォルダを表示しているペインで、一時的に設定を保存するフォルダを指定します。

 

Step 8 config.dbとpb.xmlをStep 10で選んだPC上のフォルダにコピーします。

 

 

Step 9 設定はPCにバックアップされました。WinSCPを閉じて結構です。

 

 

  3. 動作中コーデックの電源オフ

 

Step 1 C/EX/MX/SXシリーズそれぞれで電源ボタンの位置や形状が異なります。コーデックの適切な方法で電源を切ります。

 

 

  4. 動作中コーデックの取り外し

 

Step 1 電源ケーブル、LANケーブル、タッチパネルケーブル、PCと接続するケーブル、オーディオケーブル、カメラケーブル、モニターケーブルなど、すべてのケーブルをコーデックから抜きます。

 

    • コーデックによっては、背面パネルを外す必要があります。外したパネルは、返却のために元通り取りつけます。

 

  5. 新規コーデックの設置

 

Step 1 電源ケーブル、LANケーブル、タッチパネルケーブル、PCと接続するケーブル、オーディオケーブル、カメラケーブル、モニターケーブルなど、「

動作中コーデックの取り外し」手順ではずしたすべてのケーブルを、同じようにコーデックに接続します。

 

    • コーデックによっては、背面パネルを外す必要があります。外したパネルは、ケーブル接続後は元通り取りつけます。

 

 

  6. 新規コーデックの電源投入

 

Step 1 C/EX/MX/SXシリーズそれぞれで電源ボタンの位置や形状が異なります。コーデックの適切な方法で電源を投入します。

 

 

  7. 新規コーデックへのIPアドレスの設定

 

  • コーデックへのIPアドレスの設定方法は、タッチパネルを利用する方法とリモコンを利用してモニター上で設定する方法、またシリアルポートにPCをつないでターミナルアプリケーションから設定する方法があります。具体的な方法はそれぞれの製品のInstall Guideを参照ください。

 

  • タッチパネルについては、以下の制限がありますので、注意が必要です。

新しいハードウェアリビジョンのタッチパネルは、TC5.1.3およびTC4.2.4より古いバージョンとは下位互換性がございません。

TC5.1.3およびTC4.2.4より古いバージョンにコーデックをダウングレードしたり、それらの古いバージョンで動作しているコーデックに接続すると、下記のメッセージを表示してペアリングが失敗します。

 

 

CodecTooOld.png

 

新しいハードウェアリビジョンのタッチパネルは、TC5.1.3以降でサポートされます(TC5.1.4以降を強く推奨します※)。

TC5.1.4以降では、タッチパネルは起動中、画面右下にソフトウェアバージョンとハードウェアリビジョンバージョンを表示します。

ハードウェアリビジョンバージョンから、どのソフトウェアバージョンが使えるのかを判断することできます。

ハードウェアリビジョンバージョンが101654-x以降の場合、新しいハードウェアです。

※TC5のリリースノート「Improved support for new hardware revision of Cisco TelePresence Touch 8」を参照ください。

タッチパネルのハードウェアリビジョンバージョンについては、TC5またはTC6のリリースノート「Cisco  TelePresence Touch 8 hardware dependencies」を参照ください。

 

 

  8. 新規コーデックのソフトウェアバージョンの確認

 

Step1 1.現在動作中のソフトウェアバージョンの確認」と同じ手順でコーデックにログインして、ソフトウェアのバージョンを確認します。

 

Step 2 交換前に動作していたコーデックと、ソフトウェアバージョンが異なる場合は、「 9. 新規コーデックのソフトウェア更新(必要な場合のみ)」の

手順に進みます。同じバージョンの場合は、「10. 新規コーデックのシリアル番号を確認(ライセンスのリホストに必要)」の手順に進みます。

 

 

  9. 新規コーデックのソフトウェア更新(必要な場合のみ)

 

Step1 Cisco.comに、CCOIDでログインし、交換前のソフトウェアバージョンと同じソフトウェアをダウンロードします。

下記はC40のTC6.3.0をダウンロードする例です。

 

 

ciscocomlogin.PNG

 

 

Downloadsoftware.PNG

 

C40select.PNG

 

 

SelectC40.PNG

 

 

SelectSoftware.PNG

 

Step 2 コーデックにログインし、Maintenance>Software Upgraeを開きます。

下記は、TC5の画面です。TC6でも同様です。

 

 

maintenance.PNG

 

Step 3 ダウンロードしたファイルを選択してUpgradeします。

 

 

upgrade.PNG

 

Step 4 Upgrade後は自動的にコーデックが再起動します。再起動が終わったらWeb画面にログインしてバージョンが適切なものに変ったことを確認します。

 

    • タッチパネルについては、以下の制限がありますので、注意が必要です。

新しいハードウェアリビジョンのタッチパネルは、TC5.1.3/TC4.2.4より古いバージョンとは下位互換性がございません。

TC5.1.3およびTC4.2.4より古いバージョンにコーデックをダウングレードしたり、それらの古いバージョンで動作しているコーデックに接続すると、下記のメッセージを表示してペアリングが失敗します。

 

 

CodecTooOld.png

 

 

新しいハードウェアリビジョンのタッチパネルは、TC5.1.3以降でサポートされます(TC5.1.4以降を強く推奨します※)。

TC5.1.4以降では、タッチパネルは起動中、画面右下にソフトウェアバージョンとハードウェアリビジョンバージョンを表示します。

ハードウェアリビジョンバージョンから、どのソフトウェアバージョンが使えるのかを判断することできます。

ハードウェアリビジョンバージョンが101654-x以降の場合、新しいハードウェアです。

※TC5のリリースノート「Improved support for new hardware revision of Cisco TelePresence Touch 8」を参照ください。

タッチパネルのハードウェアリビジョンバージョンについては、TC5またはTC6のリリースノート「Cisco  TelePresence Touch 8 hardware dependencies」を参照ください。

 

  10. 新規コーデックのシリアル番号を確認(ライセンスのリホストに必要)

 

リリースキーおよびプションキーを交換後の機器にリホストするために必要な機器のシリアル番号を下記のいずれかの方法で確認して、Cisco TACに伝えます。

 

Method 1:コーデックのWebインターフェースで確認する方法

 

Step 1-1 1.現在動作中のソフトウェアバージョンの確認」と同じ手順でコーデックにログインします。

 

Step 1-2 図の個所で、コーデックのシリアル番号を記録します。

 

    • TC6の画面

 

 

TC6-SerialNumber.PNG

 

    • TC5の画面

 

 

ex90_serial_number.jpg

 

 

Method 2: SSHのコマンドラインでシリアル番号を確認する方法

 

Step 2-1 コーデックのIPアドレスに、SSH経由でadminユーザにてアクセスします。

 

Step 2-2 以下のコマンドを入力します。

 

    • xstatus SystemUnit Hardware Module SerialNumber

 

 

get-codec-serial-num.jpg

 

 

11. 新規コーデックへリリースキー、オプションキーの投入

 

Step 1 1.現在動作中のソフトウェアバージョンの確認」と同じ手順でコーデックにログインします。

 

Step 2 "Upgrade software."をクリックし、"Add release key" と "Add option key" に、取得したキーを入力します。

 

    • TC6の画面

 

releasekeyadd.PNG

 

    • TC5の画面

 

web-add-release-key.jpg

 

Step 3 "Add"をクリックすると、再起動を促す表示になります。

 

    • TC6の画面

 

Fig5.png

 

    • TC5の画面

 

web-add-release-key-reboot.jpg

 

 

Step 4 再起動が完了したら、「Valid release key: Yes」および、投入したオプションが表示されることを確認します。

 

    • TC6の画面

 

ReleasekeyAndOptionkey.png

 

    • TC5の画面


      codec-web-info4.jpg

       

      12. 新規コーデックへ設定、電話帳のリストア(管理者作業)

       

       

      コーデックの設定、電話帳のバックアップを取得していた場合は、ここでリストアします。リストアが不要な場合は、「13. テストコール」へ進みます。

      お客様のコーデック管理者に以下を実施していただきます。

       

      Step 1 「2. 現在動作中の設定、電話帳のバックアップ(管理者作業)」と同じ要領で、WinSCPにてコーデックにアクセスします。

       

      Step 2 WinSCP左側のペインの「2. 現在動作中の設定のバックアップ(管理者作業)」でバックアップしたconfig.db、pb.xmlをリストアします。

       

        • C/MX/EXシリーズの場合

      config.dbは"/mnt/base/active"フォルダ、pb.xmlは/config フォルダにバックアップファイルを上書きコピーします。

       

        • SX20の場合

      config.db、pb.xmともに、/config フォルダにバックアップファイルを上書きコピーします。

       

      Step 3 コーデックを再起動し、設定が復元されていることを確認します。

       

      13. テストコール

       

      お客様に、テストコール用の対向のコーデックを用意していただき、テストコールを実施します。

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