Cisco Meeting Server(CMS)のライセンスファイルについての注意点を記載します。
はじめに
新規発行、リホストによって、Ciscoから発行されるライセンスファイルは拡張子「.zip」の圧縮ファイルです。
圧縮ファイルをツールで展開すると、拡張子「.lic」のライセンスファイルが格納されています。
CMSにライセンスを適用する際、「.lic」ファイルを「cms.lic」にリネームしてSFTPでCMSにアップロードします。
ライセンスの適用方法については、下記ドキュメントの22ページ「4 Getting and Entering a License File」に記載しています。
CMS 2.0+ Installation Guide for Virtualized Deployment
http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/conferencing/ciscoMeetingServer/Installation/Cisco-Meeting-Server-2-0-Installation-Guide-for-Virtualized-Deployments.pdf
注意点
zipファイルの展開
Ciscoから発行された「.zip」ファイルをWindows PCの標準解凍ツールで展開した場合にエラーとなり、展開に失敗することがあります。
7-Zipなどのツールでは正常に展開することができますので、ファイルを展開できない場合、Windowsに標準で付属するもの以外のツールをお試しください。
ファイルの改行コード
展開してできた「.lic」ファイルをWindows PCのテキストエディタで開き、保存すると改行コードがWindows標準のCRLFに変更されることがあり、CMSで正しく認識されません。「.lic」ファイルの改行コードはLFです。
Ciscoから発行されたライセンスファイルを適用してもCMSで正しく認識できない、という場合には、元のファイルを開かず、「cms.lic」へのリネームのみ実施して適用してください。