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CUBE でのコール アドミッション制御(CAC)の実装に関するドキュメント

     

    このドキュメントは英語版の日本語訳です。最新の内容は英語版をご参照ください。

    はじめに

    このドキュメントでは、Cisco Unified Border Element(CUBE)でコール アドミッション制御(CAC)を実装するための設定手順を、例を挙げて説明します。コール アドミッション制御は、ネットワークにおいて、使用可能なリソースと帯域幅に基づいてコール数を制御するための主要な役割を果たします。

    CAC とその必要性

    CAC とは、以下の処理を実行するコール アドミッション制御のことです。

    1. リソースおよび帯域幅に基づいてコール数を制御する
    2. 高品質のビデオ コールのためにプロアクティブにリソースを予約する
    3. トラフィックが各ネットワーク内の QoS ポリシーに従うようにする

    CUBE では以下に基づいて 6 つの異なる CAC メカニズムを提供します。

    • 合計コール数
    • CPU
    • メモリ
    • IP コール キャパシティ
    • 最大接続数
    • コール スパイク検出
    • ダイヤル ピア/インターフェイスの帯域幅
    • RSVP

    CAC メカニズムにより、ビデオおよびボイス コールのために高品質の QoS が確保され、SLA を満たすことができます。

    CAC の実装
    1. 合計コール数、CPU、またはメモリに基づく CAC

    143661-cac-6

    設定例

    call threshold  global [total/mem/cpu] calls low xx high yy

    call treatment  on

    グローバル コマンド

    call   threshold global [total-calls | cpu-5sec | cpu-avg |   total-mem |  low <低しきい値> high <高しきい値>

    call treatment on

    call treatment cause-code ?

    busy     GW がビジーであることを示す原因コードを挿入(17)

    no-QoS GW が QoS を提供できないことを示す原因コードを挿入(49)

    no-resource GW にリソースがないことを示す原因コードを挿入(47)

    • CUBE によって処理される、合計同時接続コール数、CPU、またはメモリのコールしきい値を定義できます。
    • コール処理を有効にすると、CAC の上限に達した後もコールを処理できます。

    2. IP コール キャパシティに基づく CAC

    cac-1.bmp

    設定例

    gatekeeper#

    endpoint circuit-id h323id CUBE1 AA  max-calls 500

    CUBE#

    voice  service voip

    allow-connections h323 to h323

    h323

    ip circuit max-calls 1500

    ip circuit carrier-id AA  reserved-calls 1000   <コール レッグが 2 つあるので数値が 2 倍になることに注意>

    • CUBE の IP コール キャパシティは Cisco Gatekeeper(GK)と連動して機能します。
    • 使用されるコーデックの種類は、コール計数メカニズムでは考慮されません。GK で帯域幅の管理を有効にすることによって考慮されます。
    • これは CUBE の少なくとも 1 つのコール レッグで H.323 が使用されている場合にのみ機能します。

    3. 一方向あたりの最大接続数に基づく CAC

    57745-cac-2

    設定例

    CUBE#

    dial-peer voice 1 voip

    max-conn 2

    • VoIP ダイヤル ピアでアクティブにできる同時接続コールの数を制限します。
    • Max-Conn は個々のダイヤル ピアで機能します。ゲートウェイ全体に CAC を提供するものではありません。

    4. コール スパイク検出に基づく CAC

    CUBE は、コール スパイクが検出された場合にはコールを拒否します。

    143614-cac-4

    設定例

    call spike call-number [steps number-of-steps size milliseconds]

    call spike 10 steps 5 size 200

     

    5. ダイヤル ピアまたはインターフェイスの帯域幅に基づく CAC

    143666-cac-7

    設定例

    dial-peer voice 1 voip

       max-bandwidth 160

     

    6. RSVP に基づく CAC

    57752-cac-3

    設定例

    interface FastEthernet0/0

    ip rsvp bandwidth 1000 1000

    dial-peer voice 10 voip

    destination-pattern 2...

    session target ras

    req-qos guaranteed-delay audio

    req-qos guaranteed-delay video

    acc-qos guaranteed-delay audio

    acc-qos guaranteed-delay video

    • 帯域幅の予約が確保されるように RSVP を H.323 シグナリングに同期します。
    • RSVP は、相手側電話機が鳴る前に帯域幅の予約を確保します。​

    関連情報

    バージョン履歴
    改訂番号
    2/2
    最終更新:
    ‎08-30-2017 06:31 AM
    更新者:
     
    ラベル(1)
    寄稿者: