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ErrorChangeNotifyClientBlock の対応方法

 

 

 

 

 

はじめに

 

Cisco Unified Communication Manager (Unified CM) のイベントログに以下のメッセージが記録されることがあります。

 

%UC_DB-2-ErrorChangeNotifyClientBlock: %[AppID=Cisco Database Layer Monitor][ClusterID=StandAloneCluster][NodeID=xxxxxxx]: A change notification client is busy (blocked). If the change notification client continues to be blocked for 10 minutes, the system automatically clears the block and change notification should resume successfully.

 

このドキュメントでは、このメッセージが出力された場合に確認する show tech notify の読み方について説明します。

 

 

前提条件

 

Cisco Unified Communication Manager 8.x 以降を対象としています。

 

 

 

Change Notification の概要

 

メッセージのDescription に記載のある Change notification とはデータベース(DB)に加えられた変更を各サービス(Cisco CallManager、 Cisco CTIManager 等)に動的に通知する機能です。

Cisco Database Layer Monitor service サービスがデータベースの変更を監視し、変更があった場合は、Change Notification Queue(CN Queue) にイベントをキューイングします。各サービスは、キューにあるイベントを読み取り、動的に変更を更新し、更新後にイベントを CN Queue から削除します。

 

全体のイメージを図にすると以下のようになります。

 

cn

 

 

 

メッセージの意味

 

このメッセージは、上記の Change Notification の一連の処理が、何らかの理由により10分間行われず、その間変更が適切に処理されていない可能性があるということを示しています。

メッセージの意味や推奨アクションについては以下のように Cisco.com にドキュメント化されており、推奨アクションを確認すると、show tech notify というコマンドの出力結果を確認するように書いてありますが、具体的にどの部分を確認すればよいのかご説明します。

 

imi

 

 

 

show tech notify

 

Unified CM の コマンドラインインターフェース(CLI) でコマンドを入力すると、以下のような出力結果が表れます。


admin:show tech notify
This command shows Database Change Notify Monitor. It takes longer time... So please be patient...


-------------------- show tech notify --------------------

Database Change Notify Monitor

I=Inuse, P=Processed, H=Head, T=Tail, S=Subscribed, DB= Change Notification Queue Length


Msg I 0/23 P 490179 DB 0

 0 I   0 P     0 H   0 T   0 S   2 DRF Local Trace[127.0.0.1]:35942.1395
 1 I   0 P  1284 H 284 T 284 S   8 DbTraceMon.1395
 2 I   0 P     6 H   6 T   6 S   1 DbIPsecMon.1395
 3 I   0 P     4 H   4 T   4 S   7 Tomcat SOAP Login[127.0.0.1]:52361.1395
 4 I   0 P 15052 H  52 T  52 S   4 LpmTool.6849
 5 I   0 P  1277 H 277 T 277 S   5 Undefined[127.0.0.1]:55459.1395
 6 I   0 P     6 H   6 T   6 S   1 cisco-platform-valve[127.0.0.1]:55460.1395

~以下省略

 

 

各項目の説明は以下の通りです。

 

DB : CN Queue のデータベーステーブルにある未処理の変更メッセージの数です。

I (Inuse) : メモリ上の処理される変更メッセージの数です。

P (Processed) : 起動後に処理された変更メッセージの数で、サーバを再起動するまでカウンターはリセットされません。

H (Head) : -500 でリセットされるカウンターで、最後にキューされた変更メッセージの数です。

T (Tail) : -500でリセットされるカウンターで、最後に処理された変更メッセージの数です。

  

確認ポイント!

DB にメッセージが溜まっておらず、H-T=I の値が 0 であれば、処理がすべて行われている状況と判断できます。その状態で、実際の動作に問題等発生していなければ、一時的なエラーの為、特にアクションを取る必要はなく様子を見ていただいて良い状況となります。

 

 

次に出力例を見ながら、チェックすべきポイントを見ていきましょう。

 

  • 出力例1

    2 I   0 P     6 H   6 T   6 S   1 DbIPsecMon.1395

    この場合、H(6)-T(6) = I(0) のため、すべての変更処理が完了している状態です。また、P の値も同じです。

 

  • 出力例2

    4 I   0 P 15052 H  52 T  52 S   4 LpmTool.6849

    こちらも、H(52)-T(52) = I(0) のため、すべての変更処理が完了している状態ですが、P の値が T と一致しません。その理由は、H と T は 500 毎にリセットされるためです。よって、こちらも問題がない状態といえます。

 

 

 

バージョン履歴
改訂番号
4/4
最終更新:
‎10-16-2017 12:26 PM
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