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TMSの通話ログ(CDR)について

[toc:faq]

Cisco TelePresence Management Suite(TMS)の通話ログ(CDR)について記載します。

CDRについては、下記Admin Guideにも記載しています。

TMS Admin Guide 15.4 - 216ページ「Call Detail Records」

http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/telepresence/infrastructure/tms/admin_guide/Cisco-TMS-Admin-Guide-15-4.pdf

Admin Guideの216ページ「What is a Call Detail Record?」に記載のとおり、TMSのCDRはベストエフォートと考慮され、TMSでは各機器から受信したデータをCDRとして処理しているため、受信データの品質がTMSのCDRの品質に影響します。

Note that CDRs in Cisco TMS should be considered best effort, and the quality of the data presented relies on the quality of data received from the systems.

CDRの表示・取得

TMSのWebUIにログインし、Reporting > Call Detail Record(レポート > 詳しい通話記録)から参照可能です。

CDRのデータは(Dataタブから)エクセルや(Reportタブから)PDFにファイル出力可能です。

機種別のCDR

Endpoint

コールが終了した時点で端末からTMSに送信します。プロビジョニングされている端末のCDRは、後述の「Users」CDRとして記録されます。

CUCMに登録されている端末のCDRは記録されません。これは、CSCuj81405CSCut12732CSCuf36077 で機能改善リクエストとして登録されています。

端末のCDRのConference IDが重複する不具合 CSCtx40081 がTMS 13.2で修正されています。

MCU

TMS Database Scanner Serviceが一定間隔でMCUからCDRを取得します。

外部参加者はMCUのCDRに記録されますが、EndpointのCDRには記録されません。

Conductorで管理されているMCUのCDRにはConference IDは記録されません。これは、機能改善リクエストとして CSCug78968 が登録されています。

MCU5300シリーズのコールがCDRに記録されない場合があり、不具合 CSCud95025 としてTMS 14.2で修正しています。

ソフトウェアバージョン4.3および以降のMCUのCDRにCause Codeが含まれない不具合 CSCue03849 がTMS 14.3で修正されています。

Gatekeeper and VCS

VCSはコールデータなどをイベント発生毎にTMSに送信します。

VCS X7.2からTMSにコールデータを正常に送信できない不具合が CSCub66229 として登録され、X7.2.1で修正されています。

VCS X8.6、X8.6.1、X8.7からTMSにコールデータを送信できない不具合が CSCux14091 として登録され、X8.7.1で修正されています。

User

TMSPEが動作している場合、プロビジョニングユーザのコールのCDRが記録されます。記録されるのはプロビジョニングユーザからの発信コールのみです。

CDRは、コールを発信する端末がVCSにレジストしている場合に記録されます。

コールを処理したVCSがTMSにコールの切断を示すフィードバックを送信した場合に記録されます。VCSが過負荷の場合などはTMSにフィードバック送信できません。フィードバック送信のリトライは行われません。

TMSは5分毎にTMSPEユーザのフィードバックをチェックするため、コール切断からCDRの作成は最大5分を要します。

接続時間が0秒のコールは記録しません。

Content Server

TMSで管理しているTelePresence Content Server(TCS)のCDRを記録します。

Gateway

TMSで管理しているGateway(ISDN Gatewayなど)のCDRを記録します。

ISDN Gatewayのソフトウェアバージョンは2.1および以降とする必要があります。それ以前のソフトウェアバージョンのCDRはTMSには記録されません。

TMS Release Note 13.0 - 9ページ「Cisco TelePresence ISDN Gateway - CDR」
http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/telepresence/infrastructure/tms/release_note/Cisco_TMS_Release_Note_13-0.pdf

GatewayのCDRを表示している際に、TMSとSQL Serverの通信にタイムアウトが生じる場合があり、不具合 CSCty67470 として TMS 14.1.1で修正しています。

トラブルシューティング

Navigatorに登録している機器のCDRがTMSに記録されない

上記、「機種別のCDR」に記載の内容に該当していないか確認し、該当している場合、記載の内容に従って対処してください。該当しない場合、以下の確認を行ってください。

TMSのデータベース(tmsng)のサイズチェック

Administrative Tools > TMS Server Maintenance(管理ツール > TMSサーバメンテナンス)のDatabase Files and Size Info(データベースファイルおよびサイズの情報)で、使用量を示す「Size(サイズ)」がディスク容量を示す「Max(最大サイズ)」に達していないかを確認してください。下図は空き容量に余裕がある(3343MB)場合の例です。

空き容量が少なくなっている場合、CDRを含めTMSが扱うデータ管理に影響を及ぼすことが考えられます。

同ページの「Purge Old Data in Database Tables Plan(データベース内の旧データの消去設定)」の「Endpoint/MCU Call Log(エンドポイント/MCU通話ログ)」「Gateway/Gatekeeper Call Log(ゲートウェイ/ゲートキーパーの通話ログ)」で古いデータを消去するよう設定するなどし、データベース(tmsng)の空き容量を確保するようにしてください。下図は90日経過した通話ログを消去するよう設定した場合の例です。

端末

Admin Guide 296ページ「No CDRs from Endpoints Cisco Collaboration Endpoint Software, TC, and TE Software」にトラブルシューティング手順を記載しています。

  • ソフトウェアバージョンがTMSでサポートするものか確認
  • 端末のManagement Address設定が正しく設定されているか確認
  • 端末でコマンド「xstatus HttpFeedback」を実行し、TMSのURLが設定されているか確認
    • 端末はコールの終了時にコールのデータを同URLに送信する
  • TMSを動作しているWindows ServerのIISにて、/tms/public がAnonymous Authenticationを有効としているか確認
    • ADのグループポリシーでIUSRアカウントを制限していないか確認
  • TMSでWiresharkを使用してパケットキャプチャを取得し、端末から必要なデータを受信しているか確認
    • 端末はコールの終了時にコールのデータを /tms/public/feedback 宛に http(s) POST で送信する

TPS(TelePresence Server)

Admin Guide 297ページ「No CDRs from Cisco TelePresence Server」にトラブルシューティング手順を記載しています。

  • ソフトウェアバージョンがTMSでサポートするものか確認
  • TMSを動作しているWindows ServerのIISにて、/tms/publicがAnonymous Authenticationを有効としているか確認
    • ADのグループポリシーでIUSRアカウントを制限していないか確認

MCU

Admin Guide 297ページ「No CDRs from Cisco TelePresence MCU」にトラブルシューティング手順を記載しています。

  • ソフトウェアバージョンが4.3または以降であることを確認

Polycom端末

Admin Guide 297ページ「No CDRs from Polycom Endpoints」にトラブルシューティング手順を記載しています。

  • ソフトウェアバージョンがTMSでサポートするものか確認
  • 端末のManagement Address設定が正しく設定されているか確認
  • TMSを動作しているWindows ServerにMSXML 4.0またはMSXML 6.0がインストールされているか確認
  • TMSを動作しているWindows ServerのIISにて、/pwx がAnonymous Authenticationを有効としているか確認
    • ADのグループポリシーでIUSRアカウントを制限していないか確認
  • TMSでWiresharkを使用してパケットキャプチャを取得し、端末から必要なデータを受信しているか確認
    • Polycom端末はコール開始時にコールのデータを /pwx/nx_status.asp 宛に http(s) POST で送信する
    • Polycom端末はコール終了時にコールのデータを /pwx 宛に http(s) POSTで送信する
    • TMSはPolycom端末からコールのデータを受信した後に /localcdr.csv を http(s) GET で取得する

旧TANDBERG端末

Admin Guide 298ページ「No CDRs from Legacy TANDBERG Systems」にトラブルシューティング手順を記載しています。

  • ネットワーク内にTMS以外のSNMPツールが動作していないことを確認
  • 端末のManagement Addressが http://<TMSのアドレス>/tms/public/feedback/code.aspx であることを確認
    • httpsの場合はIISで許可していることを確認
  • CDRが記録されなかった時刻のログ(C:¥Program Files¥TANDBERG¥TMS¥data¥Logs¥TMSDebug¥log-TMSSNMPservice.txt)にエラーが記録されていないか確認
  • TMSSnmpServiceを再起動
  • TMSでWiresharkを使用してパケットキャプチャを取得し、端末からSNMPを受信しているか確認

切断理由が「-1」となっている

端末のCDRのCause Code(理由コード)が「-1」となる不具合が CSCum15696 として登録され、TMS 14.4で修正されています。

TMSのCDRに記録する理由コードの一覧はAdmin Guide 298ページ「Cause Codes」に記載しています。

1000番台のコードはTC/TEソフトウェアで動作しているCisco TelePresence端末から情報を受信したCDRに使用されます。値は、一覧表に記載のコードに1000を加算したものです。

Used for mapping TC & TE codes. Cisco TMS adds 1000 to the number sent by the endpoint. For standard cause codes this corresponds to the numbers for the cause codes listed above.

参考情報

既知不具合

上記までに記載していないCDRに関する主な不具合情報を下表に示します。

不具合ID 概要 修正バージョン
CSCud61615 CDRをPDFに出力すると、日本語の部分が空白となる TMS 14.3
CSCud78269 TMSの言語設定を日本語とし、CDRをPDFに出力すると、CDRのTitleが「TANDBERG」となる TMS 14.2
CSCtz07199 TelePresence Server(TPS)のCDRでいくつかの項目が「unknown」となる TMS 14.4
CSCux46653 Polycom HDX端末からTMS 15.0、15.0.1、15.1にCDRを送信できない TMS 15.3
CSCuj57862 CDR内のRemote Siteに含まれる日本語が表示されない TMS 14.5
CSCuo09280 Lifesize端末から発信したコールはVCSのCDRに記録しない なし
CSCux23228 アドホック会議のCDRに記録される帯域幅が実際と異なる値となる 未定
CSCuj79984 端末ソフトウェアをTC6.2.1にアップグレードするとHttpFeedback 3に設定したURLが削除される TC6.3.0
バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎01-12-2017 09:36 PM
更新者:
 
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