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外線コールにおいて、保留状態から IP電話でコールを復帰すると外線側からの音が聞こえなくなる

2014年1月27日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

IP電話とボイスゲートウェイを経由した外線コールにおいて、保留状態から IP電話でコールを復帰すると、外線側からの音が聞こえなくなる事象が稀に発生します。通話はG711で保留音はG729の設定で、なんらかの理由で保留中にGWでmodem passthroughが動作された場合に起きる事象です。

原因
VoIPのシグナリング方式としてMGCP・H323・SIPのVoIP Protocolは
メディアネゴシエーションのためにCUCMと連携し、やり取りを行っています。
IOS GatewayはVoIP Protocolのシグナリングで指定のあったCodecをに基づいて
どのメディアを利用するかを決めます。一方で、Modem Passthroughは実装上、
VoIP Protocolの処理には依存せず、FAXモデムの検知をDSP上で行い、
RTPパケットのNSEやりとりによって直接対向の端末とメディア接続を行います。
つまり、Modem PassthroughによってG.711にメディアが変換されたというやりとりは
MGCPなどの上では行われません。

今回の問題は、本来Call Agentとのメディア処理でMoHの間はG.729で接続されて
いるにも関わらず、DSPがFAXモデムを検知してModem Passthroughモードが動作し、G.711として動作
してしまったために、IOS上で意図しない処理の競合が発生してしまったことが原因となります。この
結果、保留解除後のメディア接続動作が意図しない処理となり、結果無音になったと考えられます。

上記の通り、今回の問題はModem Passthroughを利用した際に、
Codecのミスマッチが発生した際に生じる可能性がある問題となります。 

解決策

解決策が二つあります。

1) Modem Passthroughで実装する場合は、CodecをG.711に統一する 2) CodecをG.711に統一できない場合は、T.38 FAX Relayを利用する

追記:人間の声をFAXトーンとして誤検出している可能性もありますので、その場合は

CSCub73689 が修正されているバージョンまでアップグレードしてみることも推奨します。

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