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IP Phone のユーザが PSTN Phone へのコールで自分の声のエコーが聞こえる

2008年1月25日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

IP ネットワークから生成されるオーディオ出力が高すぎる場合があります。これは、Public Switched Telephone Network(PSTN; 公衆電話交換網)から反射が返る原因になります。パケット ネットワークにおける処理の遅延が、この反射がエコーとして知覚される原因になります。

注:エコー音はさまざまな要因により異なる可能性があります。セカンダリ信号がかなり遅れ、ロスが非常に少ない場合、それは2番目の別個の信号、つまりエコーとして知覚される可能性が高くなります。対照的に、セカンダリ信号の遅延が最小でロスが多い場合があります。このケースでは、音声はトンネル内の音声のように認識されたり、まったく認識されない場合があります。

解決策

重要な問題は、エコーが聞こえるのがどちら側で、どのユーザの声が聞こえるかを特定することです。話し手が自分自身の声がエコーして聞こえる場合、それは送話者エコーと呼ばれます。これが通常のケースです。聞き手で話し手の声が2回聞こえる場合、それは受話者エコーと呼ばれますが、これはまれです。話し手が自分自身の声がエコーして聞こえる場合、そのエコーは遠端側で生成されています。

この場合、IP Phone のユーザには自分自身の声がエコーして聞こえます。そのため、そのエコーの生成元は PSTN です。

この問題を解決するには、次のオプションからいずれかを選択します。

  • 正の出力減衰値を使用することで、ゲートウェイから PSTN への出力での信号のレベルを下げる。
  • エコーのレベルを下げるため、PSTN からゲートウェイへの入力で負のゲインを使用する。

注:信号レベルを上げ下げすると、エコーだけでなくメイン信号のボリュームにも影響します。レベルの上げ下げは少しずつ行うようにしてください。

特定の手順については、次の例を参照してください。

  • Cisco IOS(R) ゲートウェイ設定に対しては次の手順を実行します。
    1. Cisco CallManager により制御されていない Cisco IOS ゲートウェイの音声ポートで次のコマンドを発行します(次に示すデジタルの例)。

      voice-port 0/0:23
      echo-cancel enable
      input gain value
      output attenuation value

      !--- value は -6から14までの整数で、デフォルトは0です。

    2. 値を変更し、テスト コールを行い、必要に応じて調整します。

      詳細については、『音声ポートの設定』を参照してください。

  • Cisco CallManager の制御による Cisco IOS ゲートウェイ設定に対しては、次の手順を実行します。
    1. Media Gateway Control Protocol(MGCP; メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル)を使用して、Cisco CallManager の制御による Cisco IOS ゲートウェイの Cisco CallManager ゲートウェイ設定画面で input gain および output attenuation コマンドを発行します。これは、Cisco CallManager により制御されない Cisco IOS ゲートウェイ上で直接追加されるコマンドと同じです。
    2. 値を変更し、テスト コールを行い、必要に応じて調整します。

      注:これらの変更は、NM-HDV(Network Modules-High-Density Voice)を搭載した3725などの Cisco IOS ゲートウェイに適用されるものです。

      ゲートウェイ ポートの Cisco CallManager 設定の詳細については、『Gateway Configuration』の「Gateway Configuration Settings」のセクションを参照してください。

  • Cisco CallManager の制御による非 Cisco IOS ゲートウェイ設定に対しては、次の手順を実行します。
    1. Cisco CallManager ゲートウェイ設定画面で、対応する次の CallManager パラメータを設定します。
      • Audio signal adjustment into the IP network は、ゲートウェイを通過して着信する信号(つまりエコー)を小さくすることにより、PSTN からのエコーの影響を緩和します。
      • Audio signal adjustment from the IP network は、ゲートウェイを通過して発信するプライマリ信号を小さくすることにより、PSTN からのエコー信号を緩和します。
    2. 値を変更し、テスト コールを行い、必要に応じて調整します。

      注:これらの変更は、6608や DT24+ などの非 Cisco IOS ゲートウェイには適用されるものです。

エコーの問題の詳細については、次のドキュメントを参照してください。

音声品質

エコー(エコーのサンプル short および long

備考

英語版URL https://supportforums.cisco.com/docs/DOC-1857

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎07-06-2012 11:52 AM
更新者:
 
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