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turatake
Cisco Employee
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関連する製品:Unified Contact Center Express 9.0以降

対象読者  :Unified CCXのシステム管理者

 

 Unified CCX(UCCX)の設定項目のうち、よく分かりにくいといわれる設定項目であるアプリケーション(Application)とトリガー(Trigger)について解説します。また、CCXスクリプトとの関連についても補足します。

 それぞれの簡単な意味は次の通りです。

 

トリガー

 いわゆる着信番号です。トリガーで指定される電話番号に対してコールが着信すると、UCCXによってフックするトリガーが選択され、トリガーに関連付けられたコールフロー(IVR処理またはACD処理)が実行されます。

 トリガーをUCCXの管理者画面上で作成すると、同じ電話番号をもつCTIルートポイントがUCCXによりUCCXと接続されるCisco Unified Communications Manager(Unified CM)内に自動的に作成されます。

 Unified CMに着信したコールの宛先電話番号がトリガー(CTIルートポイント)の電話番号と同じであった場合、当該コールはUnified CMからUCCXに対して着信し、UCCXによって処理(IVR処理またはエージェントへのACD処理)されます。(なお、特殊なトリガーとして、着信電話番号ではなく、HTTPのURLによってフックすることができる種類のHTTPトリガーというものも必要に応じて定義、利用することも可能です。)

 

アプリケーション

 トリガーに設定された着信番号へのコールが着信した際にどのCCXスクリプトを起動するかどうかを定義するのがアプリケーションです。アプリケーションでは、以下のものを定義します。

 

・アプリケーションを実行する着信番号(トリガー)

・起動するCCXスクリプトのファイル名

・CCXスクリプトを実行する際にスクリプトへ引き渡すパラメータの値

・アプリケーションの最大の同時実行トランザクション数

 

CCXスクリプト

 UCCXのコールフローはCCXスクリプトの中で記述します。

 このCCXスクリプトは、日時の判定、音声ガイダンス(IVR)の実行、外部システムへのアクセス、スキルベースのルーティングなどをどのような順番で行うかを具体的に記述するUCCX独自のスクリプトです。これはCCX EditorというGUIベースのツールを利用して作成します。

 

 

 (Unified CMのCTIルートポイントを通じて)コールがUCCXに着信(またはHTTPトリガーを起動するURLへのHTTPリクエストを受信)すると、UCCXはトリガーを検索し、該当するトリガーを発見でき次第、トリガーに関連付けられたアプリケーションを検索します。

 アプリケーションが発見できた場合は、UCCXはアプリケーションの設定において指定されたCCXスクリプトを実行します。

 

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