[ MegaCLI インストール概要 ]
MegaCLI ユーティリティは Server RAID コントローラーを構成及びモニター
するために使用されるツールです。
MegaCLI ユーティリティを使用するためには、RAID カードが搭載されたサーバー
上に搭載されている各種OSに MegaCLI ツールをインストールする必要がございます。
以下に MegaCLI ユーティリティの入手方法及び VMWare でのMegaCLI ユーティリティ
のインストール方法についてご説明致します。
[ UCS Utility のダウンロード方法 ]
MegaCLI をインストールするために、UCSシリーズ毎 UCS ユーティリティをダウンロード
する必要がございます。
cisco.com から VMWare 用の UCS ユーティリティ をご入手ください。
B シリーズ用 UCS Utilities
Downloads Home > Products > Servers - Unified Computing > Cisco UCS B-Series Blade Server Software > Unified Computing System (UCS) Utilities > VMWare
http://software.cisco.com/download/release.html?mdfid=283853163&flowid=25821&softwareid=283850975&os=VMWare&release=2.0%285%29&relind=AVAILABLE&rellifecycle=&reltype=latest
C シリーズ 用 UCS Utilities
Downloads Home > Products > Servers - Unified Computing > Cisco UCS C-Series Rack-Mount UCS-Managed Server Software > Unified Computing System (UCS) Utilities > VMWare
http://software.cisco.com/download/release.html?mdfid=283862063&flowid=25886&softwareid=283850975&os=VMWare&release=1.5.1&relind=AVAILABLE&rellifecycle=&reltype=latest
[ESXi 4.X での MegaCli セットアップ方法]
1) ダウンロードした ISO ファイルを解凍します。
例えば LSI 9260-8i MegaRAID SAS HBA 用の MegaCLI ユーティリティであれば、
以下のファイルが必要となります。
Storage\LSI\92xx\MegaCLI\ESX_4.x\MegaCli
上記ファイルを vSphere hypervisor からアクセス可能な scp/sftp サーバー
にアップロードします。
2) UCS Manager もしくは CIMC から KVM コンソールを開き ESXi hypervisor
console が表示されたら、Alt + F1 を入力して hypervisor にログインします。
3) scpコマンドを使って、MegaCliファイルをコピーします。
# scp user@x.x.x.x:MegaCli /tmp/
4) パーミッションを変更します。
# chmod 777 /tmp/MegaCli
6) 上記手順で megaCLI が実行可能となります。
/tmp # ./MegaCli -h
::
[ESXi 5.X での MegaCli セットアップ方法]
1) ダウンロードした ISO ファイルを解凍します。
ESXi5.X 用の MegaCLI ユーティリティは、1.4(5b) 以降のユーティリティを
ダウンロードする必要がございます。
例えば LSI 9260-8i MegaRAID SAS HBA 用の MegaCLI ユーティリティであれば、
以下のファイルが必要となります。
Storage\LSI\92xx\MegaCLI\ESX_4.x\MegaCli
Storage\LSI\92xx\MegaCLI\ESXi_5.x\vmware-esx-MegaCli-8.03.07.vib
上記 2 つのファイルを vSphere hypervisor からアクセス可能な scp/sftp
サーバーにアップロードします。
2) UCS Manager もしくは CIMC からKVMコンソールを開き ESXi hypervisor
console が表示されたら、Alt + F1 を入力して hypervisor にログインします。
3) scpコマンドを使って、MegaCli, vmware-esx-MegaCli-8.03.07.vib 及び
libstorelib.so をコピーします。
# scp user@x.x.x.x:MegaCli /tmp/
# scp user@x.x.x.x:vmware-esx-MegaCli-8.03.07.vib /tmp/ # scp user@x.x.x.x:libstorelib.so /tmp/
(libstorelib.so は ESXi4/4.1 に含まれておりますが、ESXi5 については
含まれておりませんので、別途、ESXi4/4.1 の libstorelib.so ファイルを
コピーするか外部サイトからダウンロードしてください。)
4) 以下のコマンドを実行して、vib ファイルをinstallします。
# esxcli software vib install -v /tmp/vmware-esx-MegaCli-8.03.07.vib --no-sig-check
5) 上記手順で megaCLI が実行可能となります。
インストールに成功すると /opt/lsi/MegaCLI のパスにMegaCLIがインストールされます。
/opt/lsi/MegaCLI # cd /tmp
/tmp # cd /opt/lsi/MegaCLI/
/opt/lsi/MegaCLI # ls
MegaCli MegaSAS.log libstorelib.so
なお、CIMC 1.5(2) 以降から MegaCLI に代り StorCLI という Utility が導入されております。インストール方法については、フォルダ名等を変更するだけで、上記の MegaCLI と同一となります。StorCLI はCisco 12G SAS Modular Raid Controller + LSI_MR3 ドライバの構成ではサポートしませんのでご注意下さい。
以上