NX-OS では、"show system resouces" コマンドでシステムの CPU 使用率を確認することができますが、当コマンドはカーネル部の CPU 使用率を出力しているため、カーネルの上で動作するVDC 別の CPU 使用率を個別に確認することはできません。
NX-OS 6.1 より、Supervisor 2 において VDC 毎に CPU の重み付け設定が可能になりました。
例えば、CPU share 値 10 を持つ VDC は CPU share 値 5 を持つ VDC に比べ、CPU リソースを 2 倍使用することができます。
N7K-a(config-vdc)# cpu-shares 10
N7K-b(config-vdc)# cpu-shares 5
この設定により、より CPU リソースを割り当てたい VDC に対して優先的に重み付けを行うことが可能となります。