キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
9730
閲覧回数
10
いいね!
0
コメント
Sakiko Yoshida
Level 1
Level 1

トラブルシューティングにおいては、事象発生時のUCS含め関連する機器のログが必要となります。

ログによっては、ローテーションが非常に早いものもありますので、事象発生を確認した時には、

できるだけ早く必要なログを収集頂くことで事象発生時の状況把握に非常に有益です。

 

以下、UCSのトラブルシューティング時に 取得が必要になる主なログ・情報とその取得方法を記載いたします。

必要となった際には、以下参照いただき、ログをご取得ください。

 

 

※ UCSの各ログサイズ(内部ファイル単位含め)は、現行のバージョンでは変更できません。

 

===============================================================================

UCS B-seriesに関連した事象の場合

===============================================================================

■UCS B-series - UCS Manager technical support data

GUIでもCLIでも同じログが取得されますので、いずれか一つを実施して取得してください。

 

 

◆GUI

 

 

・UCS Manager GUIでのtechnical support dataを収集する方法  Version 1.4(1)~

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/65196

  この手順をUCSMと該当のChassisに対して実施していただきログを収集してください。

 

◆CLI

 

fabric interconnectに接続します。

 

# connect local

(local-mgmt)# show tech-support ucsm detail

(local-mgmt)# show tech-support chassis <事象の発生したChassis番号> all detail

 

 

コマンド結果は workspace:///techsupport/配下 に保存されます。

 

各ファイルをCopyコマンドをご使用いただきFTP等で取り出してください。

 

例:

(local-mgmt)# copy workspace:///techsupport/YYYYMMDDhhmmss_UCS-1_UCSM.tar ftp:

 

 

■UCS Coreファイル

・UCS Manager GUIでのcore fileの取得方法

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/88911

 

 

===============================================================================

UCS C-seriesに関連した事象の場合

===============================================================================

◆technical support data収集方法

 

 

・UCS Cシリーズ technical support dataをLocalに保存する方法  Version 1.4(3c)~

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/95446

・C-Series CIMCでのtechnical support dataを収集する方法 -GUI編-

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/51311

・C-Series CIMCでのtechnical support dataを収集する方法 -CLI編-

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/51216

 

 

◆CIMC項目の確認

 

 

・FAN

 

1. Serverタブ配下、"Summary"を選択します。

   Server Status内の各ステータスを確認します。

 

2. Server タブ配下、"Sensors"を選択します。

   右画面"FAN"タブを選択

   該当のFANに対応するSensor NameのStatus,Speedを確認します。

 

 

3. "system Event Log" を確認し、該当のFANのエラーを確認

   * CIMC 1.4 以前では、Server タブ配下

   * CIMC 1.5 以降では、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

 

4. CIMC 1.5以降の場合、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

   "Fault Summaryを確認し、該当FANのエラーを確認"

 

 

・Power Supply

 

 

1. Serverタブ配下、"Summary"を選択します。

   Server Status内の各ステータスを確認します。

 

 

2. Server タブ 配下、"Inventory" を選択します。

   右画面 "Power Supplies" タブを選択

   該当の電源モジュールの "Input" ステータスを確認

 

3. Server タブ配下、"Sensors"を選択します。

   右画面"Power Supply"タブを選択

   該当の電源モジュールに対応するSensor NameのStatus,Readingを

   確認します。

 

 

4. "system Event Log" を確認し、該当の電源モジュールのエラーを確認

   * CIMC 1.4 以前では、Server タブ配下

   * CIMC 1.5 以降では、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

 

5. CIMC 1.5以降の場合、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

   "Fault Summaryを確認し、該当電源モジュールのエラーを確認"

 

 

・Disk

 

1. Serverタブ配下、"Summary"を選択します。

   Server Status内の各ステータスを確認

 

2. Server タブ 配下、"Inventory" を選択します。

   右画面 "Storage Adapters" タブを選択

   該当のRAIDコントローラの "Health" ステータスを確認

 

3. Server タブ配下、"Sensors"を選択します。

   右画面"Storage"タブを選択

   該当のディスクモジュールに対応するSensor NameのStatusを確認

 

4. CIMC 1.5 以降では、Storageタブを選択、該当RAID Controllerを選択し、

   右画面各項目を確認

   - ”Controller Info”タブ:Virtual Drive Count , Physical Drive Count項目

   - ”Physical Drive Info”タブ:各DiskのStatus、Health項目

   - ”Virtual Drive Info”タブ:各VDのStatus,Health項目

   - ”Storage Log”タブ:Controllerの保持しているログ表示

 

   CIMC1.4以前では、Serverタブ配下、”Inventory”を選択します。

   -”Storage Adapter”項目で該当のRAID controllerを選択し、

     ”Controller Info””Physical Drive Info””Virtual Drive Info”タブを確認

 

 

5. BBUの場合

 

       CIMC 1.5 以降では、Storageタブを選択、該当RAID Controllerを

       選択し、右画面”Battery Backup Unit”を確認

 

       CIMC1.4以前では、Serverタブ配下、”Inventory”を選択します。

   -”Storage Adapter”項目で該当のRAID controllerを選択し、

     ”Battery Backup Unit”タブを確認  

 

 

6. "system Event Log" を確認し、該当のメモリーモジュールのエラーを確認

   * CIMC 1.4 以前では、Server タブ配下

   * CIMC 1.5 以降では、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

 

 

7. CIMC 1.5以降の場合、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

   "Fault Summaryを確認し、該当メモリーモジュールのエラーを確認"

 

 

・Memory/DIMM

 

 

1. Serverタブ配下、"Summary"を選択します。

   Server Status内の各ステータスを確認します。

 

2. Server タブ 配下、"Inventory" を選択します。

   右画面 "Memory" タブを選択

   該当のメモリーモジュールの "Visibility" "Operability" ステータスを確認

 

 

3. "system Event Log" を確認し、該当のメモリーモジュールのエラーを確認

   * CIMC 1.4 以前では、Server タブ配下

   * CIMC 1.5 以降では、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

 

 

4. CIMC 1.5以降の場合、Server タブ配下、"Faults and Logs" 選択、右画面より

   "Fault Summaryを確認し、該当メモリーモジュールのエラーを確認"

 

 

===============================================================================

LSI MegaRAID や その配下のDiskに関連した事象の場合

===============================================================================

 

■MegaRAID

 

  • MegaCLI インストール概要

・Windows

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/136126

・Linux

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/136121

・VMware

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/136116

 

 

◆ログ収集コマンド

 

 

MegaCLIを配置/インストールしたフォルダに移動して、以下のコマンドを

実施してください。

 

 

・コントローラ情報を収集します。

  ./MegaCli -AdpAllInfo -aAll

 

 

・コントローラのイベントログを収集します。

  ./MegaCli -AdpEventLog -GetEvents -f [出力先パス、ファイル名] -aAll

 

 

・Fimware logを収集します。

  ./MegaCli -FwTermLog -Dsply -aAll

 

 

・Physical Drive情報を収集します。

  ./MegaCli -PDList -aALL

 

・Enclosure情報を収集します。

  ./MegaCli -EncInfo -aALL

 

・Virtual Drive情報を収集します。

  ./MegaCli -LDInfo -Lall -aALL

 

 

・Virtual Driveのキャッシュパラメータやアクセスパラメータを収集します。

  ./MegaCli -LDGetProp -Cache -LALL -aAll

 

 

・構成情報を収集します。

  ./MegaCli -CfgDsply -aALL

 

・BBU情報を収集します。

  ./MegaCli -AdpBbuCmd -aALL

 

 

・BBUのチャージステータス情報を収集します。

  ./MegaCli -AdpBbuCmd -GetBbuStatus -aAll

 

 

===============================================================================

MDS Seriesに関連した事象の場合

===============================================================================

 

telnet もしくは SSHでMDSにアクセスし、以下のコマンドの実行結果の出力を収集します。

 

# terminal length 0

# show tech-support details

 

 

===============================================================================

Nexus Seriesに関連した事象の場合

===============================================================================

 

  tac-pacは、show tech-support detailの出力を圧縮し、保存するコマンドです。

  NexusにSSH もしくは Telnetでアクセスし、以下のコマンドを実行してください。

  bootflashにファイルが保存されます。

 

  switch# tac-pac bootflash://showtech.switch.gz

  ※ファイル名を指定しない場合、show_tech_out.gzというファイル名になります。

 

  保存されたファイルは、ftpやtftpなどを使用し、外部へ転送します。

        switch# copy bootflash:showtech.switch.gz ftp:

 

・Nexus 7000 トラブルシューティング時のログ収集

  https://learningnetwork.cisco.com/docs/DOC-14522

 

 

◆その他

Cisco TACにSRをオープンいただいた際、発生事象によっては、関連するOSのログを依頼させていただく場合もあります。

その際は TACエンジニアより必要ログについて依頼させていただきますので、ご協力お願いいたします。

 

以上

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします