[交換時の注意点]
- Drive Expanderはオンライン交換可能ですが、実際に実行可能かどうかは、お客様のシステムに依存します。
[作業前確認]
- FE 作業
1. CIMCの[Server]タブで[Faults and Logs]メニューを選択し、右画面の[Fault Summary]を確認して、発生しているFaultを確認します。
2. Drive ExpanderモジュールのステータスLEDを確認します。
グリーン : OK
アンバー: Fail
[作業手順]
- お客様作業 (FE 作業前)
1. オンライン交換不可の場合等、必要に応じてOS をシャットダウンしてください。
2. 作業対象のシャーシ特定のために、以下のメニューでLocator LEDを点灯してください。
- FE 作業
1. 交換対象モジュールの左右のレバーをつまんで、モジュールを抜き出してください。事前に電源ケーブルを抜いておく必要はありません。
2. モジュールに搭載されていたディスクを、交換用モジュールに搭載してください。
この時、各ディスクは同じスロット番号に搭載するようにしてください(例:Slot 57に搭載されていたディスクは、交換用モジュールのSlot 57に搭載)。
3. 交換用モジュールをシャーシに挿し込んでください。
[作業後確認]
- お客様作業
1. システムが正常に起動することを確認します。
- FE 作業
1.Drive ExpanderモジュールのステータスLEDがグリーン点灯していることを確認します。
2. CIMCの[Storage]タブでRAID Controllerを選択し、右画面の[Physical Drive Info]タブでDrive Expander上のディスク(Physical Drive Numberが57以降)を認識していることを確認します。
OSを起動させなければ、最新のステータスは確認できないので、注意してください。
3. CIMCの[Server]タブで[Faults and Logs]メニューを選択し、右画面の[Fault Summary]を確認して、Faultが解消していることを確認します。
RAIDのRebuild中などは、Faultが発生していることもあります。
[参考資料]
Cisco UCS C3160 Server Installation and Service Guide - Maintaining the Server
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C3160/install/C3160/replace.html