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[UCS ME] UCS M2814 カートリッジ交換手順

本ドキュメントでは UCS M2814 (UCSME-2814) カートリッジ交換手順についてご説明します。

 

[交換対象プロダクト]
  - UCSME-2814=   Cisco UCS M2814 Compute Cartridge w/o CPU,Mem


[交換時にオーダーが必要なツール]
 - Heat sink cleaning kit (UCSX-HSCK=)
 - Thermal grease kit (UCS-CPU-GREASE3= [白いキャップ])


[作業手順]

- お客様作業 (FE作業前)

1.  交換対象カートリッジ上で動作しているOSをシャットダウンします。

1-1. UCS Manager にログインします。
1-2. Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。
1-3. 右側の画面の Actions より、Shutdown Server を実行します。
1-4. Gracefully shutdown OS にチェックが入っている事を確認し OK をクリックします。

 


1-5. Overall Status が Power Off となっている事を確認します。




- FE作業

2.   交換前の確認作業

2-1. UCS Manager の Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。


2-2. 右側の画面の Serial: より交換対象のシリアル番号が正しい事を確認します。


2-3. 右側の画面の Inventory タブに移動します。
2-4. Inventoryタブの下の Motherboard タブの BIOS より Running Version 及び Package Version をメモしておきます。


2-5. Inventoryタブの下の CIMC タブに移動し、Firmware より、Running Version 及び Package Version をメモしておきます。

2-6. 該当サーバーを選択し、右の画面の Overall status 等のステータスを確認します。

2-7.該当サーバーの Faults タブの内容を確認します。

Faults の Code を記録するか、画面のキャプチャを取得しておいて下さい。交換終了後、これらの Faults が消えている事を確認します。Faults Code F0479/F0283 の VIF がダウンしているというエラーについては、OSが起動してない状態で記録されます。よって交換後、OSが起動してない状態でこれらの Faults が出力されることは正常な状態となります。


3.   該当カートリッジの物理的な位置を確認するために、Locator LED を ON にします。

3-1. UCS Manager の Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。
3-2. 右の画面の Actions より、"Turn on Locator LED" を実行します。


3-3. OK をクリックします。
3-4. Locator LED が以下のようになっている事を確認します。


3-5. 目視で Locator LED が青く光っている事を確認し、交換対象のカードリッジの場所を特定します。

 


4.   サービスプロファイルを Disassociate します。

4-1. UCS Manager の Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。
4-2. Service Profile: から適用済みのサービスプロファイルを実行し、新しいウィンドウが立ち上げる、この際、後にサービスプロファイルを適用しなおす必要があるため、サービスプロファイル名をメモしておきます。


4-3. 新しいウィンドウの Actions から "Disassociate Service Profile" を実行します。


4-4. はい、をクリックします。
4-5. Overall Status: が Unassociated になっている事を確認します。

 

 
5.   該当カートリッジを Decommission します。

5-1. UCS Manager の Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動
5-2. 右の画面の Actions より、"Server Maintenance" を実行します。
5-3. ポップアップウィンドウより、Decommission を選択し、OKを実行します。


5-4. はい、をクリックします。
5-5. OK、をクリックします。
5-6. 以下の画面のように、Server <該当の番号> に  マークがついている事を確認します。

 


6.   該当カートリッジをシャーシから引き抜きます。

6-1. 交換作業に備えて静電対策を行って下さい(静電マットの上にサーバーを置く、静電リストバンドを装着しアースを取る等)。
6-2. カートリッジパワーLED(真ん中のLED)がオレンジもしくは消灯している事を確認します。

6-3. カートリッジ左上のイジェクトレバーを手前に引き、カートリッジを引き抜きます。




7.   該当カートリッジの天板を開けます。この時点で確実に静電対策を実施して下さい。

7-1. 以下の図を参考に天板を開けます。

1のボタンをおしながら、2の方向に天板を引っ張ります。


7-2. 二つのエアバッフルを取り外します。

 


8.   CPU 及びメモリを取り外し、交換用のカートリッジに載せ変えます。

以下のドキュメントを参考に、CPU及びメモリの載せ替えを実施して下さい。

  UCS M2814 CPU 及び CPU Heatsink 交換手順

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/12745091

  UCS M-Series DIMM 交換手順

  https://supportforums.cisco.com/ja/document/12744186

この際、以下の点に注意して下さい。

・ メモリは確実に元に挿入されていた場所と同じ位置に挿入するようにして下さい。
正しい位置にメモリを設置しないとサーバーが起動しないことがあります。
このため元のカードリッジからメモリを取り外す前に、メモリの場所をメモして下さい。

・ ヒートシンクはCPU1用とCPU2用で形状が違います。
このため移行先のカードリッジにヒートシンクを設置する際には正しい形状のヒートシンクを設置するようにしてください。
CPU1(カードリッジの奥側)のほうがよりピッチの狭いヒートシンクで、CPU2(カードリッジ手前側)の方はピッチが広めのヒートシンクとなります。

・ ヒートシンクを設置する際には向きに気をつけてください。以下の写真の白い棒状のガイダンスに沿って設置するようにして下さい。

 


9.   カートリッジに天板を取り付けます。

9-1. 二つのエアバッフルを設置します。
9-2. 以下の図を参考に天板を設置します。

 


10.  元のシャーシのスロットにカートリッジを設置し直します。


11.   Re-Acknowledge を実施します。

11-1. ? となっているサーバーを選択し、"Re-Acknowledge Slot" を実行、はい、をクリックします。


11-2. OK、をクリックします。

この際、UCS Manager の該当スロットが以下のように Discovery になっている事を確認します。

Re-Acknowledge プロセスの進捗については FSM タブからも確認できます。
Re-Acknowledge プロセスについては10分以上かかることもございます。


正常に Re-Acknowledge が終了すると以下のように Overall Status が Unassociated になり、且つ Fault Summary にエラーが出力されてない状態となります。


 

12.  ファームウェアの確認

新しく設置したカートリッジは既存のカートリッジとファームウェアバージョンが異なることがございます。
サーバーのファームウェアを設定するためには、サービスプロファイルに設定されている Host Firmware Packages のポリシーが正しいファームウェアバージョンに設置されているかどうかを念のため確認して下さい。

12-0. 2-4 及び 2-5 と同じ手順で BIOS 及び CIMC のファームウェアバージョンを確認します。もし交換前とファームウェアバージョンが同じ場合には、12. のステップは飛ばして13.のステップに移動してください。異なる場合には12-1. のステップから実行して下さい。

12-1. UCS Manager にログインし、Servers タブに移動します。
12-2. Servers -> Service Profiles を展開し、4-2. の手順でメモしておいたサービスプロファイルを選択します。
12-3. 右側の画面の Policies タブを選択します。
12-4. Firmware Polices を展開し、Host Firmware: にポリシーが設定されている事を確認します。もし設定されてない場合には、12-6. の手順を実行して下さい。


12-5. 左側の画面の Servers タブから、Servers -> Policies -> Host Firmware Packages を展開し、12-4. で設定されていたポリシーを確認します。



12-6. もし 12-4. の作業中にサービスプロファイルに Host Firmware Package が設定されてない事を確認した場合には、以下のドキュメントの 「サーバエンドポイントファームウェアのActivateを参照し、サーバーのBIOS及びCIMCのファームウェアバージョンのアップグレードを実施して下さい。

 [UCS M] シャーシ, 及び サーバエンドポイントファームウェアの直接アップグレード方法

 https://supportforums.cisco.com/ja/document/12928146

 

なお、サービスプロファイルにファームウェアポリシーを設定することで、サービスプロファイル適用時に自動でファームウェアのアップグレードを行うことも可能です。こちらの手順はお客様に実施頂く必要がございます。詳しくは以下のドキュメントをご参照下さい。

 [UCS] UCS Bシリーズ ファームウェアアップグレード手順(Server Firmware 編)

 https://supportforums.cisco.com/ja/document/12401826



13.  サービスプロファイルを associate します。

13-1. UCS Manager の Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。
13-2. 右側の General タブより、"Associate Service Profile" を選択します。
13-3. 4-2. でメモしておいたサービスプロファイルを選択し、OK をクリックします。
13-4. リブートが発生するという内容の警告がでるが、はい、を選択します。


13-5. OK、をクリックします。
13-6. UCS Manager の右側の画面より、General タブを選択、Status Detail の Assoc State: が Associated になっている事を確認します。
13-7. 2-6. と 2-7. で記録した結果と比較し、Fault Summary 等でエラーが発生してない事を確認します。


- お客様作業 (FE作業後)

14. OSを起動し、動作確認を行います。

14-1. UCS Manager にログインします。
14-2. Equipment タブ に移動し、 Chassis -> Chassis<該当の番号> -> Cartridges -> Cartridge <該当の番号> -> Servers -> Server <該当の番号> に移動します。
14-3. 右側の画面の Actions より、Boot Server を実行しOSを起動します。


14-4. OSレベルでの動作確認を実施します。

参考資料

UCS M2814 のLEDについて

 ①  Cartridge Identification LED

・青 位置特定機能が実行中

・消灯 位置特定機能がOFF

 ②  Cartridge Power LED

・緑 CPUサブシステムがメインパワーモードで動作中。この状態でカートリッジをシャーシから引き抜くことはできません。

・オレンジ CPUサブシステムがスタンバイモードで動作中。UCSMから Decommission を実施してシャーシから引き抜くことが可能な状態

・消灯 カートリッジに電源が共有されてない状態。シャーシから引き抜くことが可能な状態。

 ③ System Health LED

・緑 正常な状態

・オレンジ カードリッジに何らかの障害が発生している状態

・オレンジ点滅 カードリッジにクリティカルな障害が発生している状態

・消灯 電源が通電してない状態

参考ドキュメント

Cisco UCS M2814 Compute Cartridge Service Note

http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/m/M2814/install-guide/M2814.html

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎03-16-2016 04:53 PM
更新者: