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ACE 起動時に HA Config Sync Timeout となり同期に失敗する

2014年01月8日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

Hardware 交換を行った場合など、片方の ACE が動作している状態で、もう片方の ACE を起動した際、一部 User Context の同期に失敗し、STANDBY_COLD で起動する場合があります。 show probe detail で、同期に失敗した原因を確認すると、下記のように、HA Config Sync Timeout となっている場合があります。

# Active 側の show probe detail

Running cfg sync enabled     : Enabled

Running cfg sync status      : Peer in Cold State. HA Config Sync Timeout.

Startup cfg sync enabled     : Enabled

Startup cfg sync status      : Peer in Cold State. HA Config Sync Timeout.

# Standby 側の show probe detail

Running cfg sync enabled     : Disabled

Running cfg sync status      : HA Config Sync Timeout.

Startup cfg sync enabled     : Disabled

Startup cfg sync status      : HA Config Sync Timeout.

原因

この事象は、設定同期中に NTP の時刻同期が行われた場合に発生することがあります。

設定同期時に ACE は時刻を確認しており、同期開始時よりも、過去の時刻に戻ってしまった場合、設定開始時刻になるまで処理が停止します。 また、同期が永遠に完了しないことを防ぐため、ACE は同期開始から Timer が動作しており、4 時間経過すると Timeout となり、STANDBY_COLD に遷移します。

下記 syslog は、FT Group 10 は正常に STANDBY_HOT に遷移したものの、FT Group 11 は同期に失敗し、STANDBY_COLD に遷移した場合の出力例です。

FT Group 11 は、STANDBY_CONFIG から STANDBY_BULK に遷移する出力がなく、本来、STANDBY_BULK に遷移するタイミングで NTP の時刻同期が行われています。 このことから、STANDBY_CONFIG 状態で停止 していることが確認できます。 その後、4 時間経過すると STANDBY_COLD に遷移しています。 これは、上記 Timer が Timeout となったことに起因しています。

Jan  1 2014 22:22:22 : %ACE-2-727012: HA: FT Group 10 changed state to

FSM_FT_STATE_STANDBY_CONFIG. Event: FSM_FT_EV_STATE

Jan  1 2014 22:22:22 : %ACE-2-727012: HA: FT Group 11 changed state to

FSM_FT_STATE_STANDBY_CONFIG. Event: FSM_FT_EV_STATE

Jan  1 2014 22:22:22 : %ACE-2-727012: HA: FT Group 10 changed state to

FSM_FT_STATE_STANDBY_BULK. Event: FSM_FT_EV_CFG_SYNC_STATUS

Jan  1 2014 22:22:22 : %ACE-5-112002: System clocks were set backwards

via NTP.

Dec 31 2013 01:01:01 : %ACE-2-727012: HA: FT Group 10 changed state to

FSM_FT_STATE_STANDBY_HOT. Event: FSM_FT_EV_BULK_SYNC_STATUS

Dec 31 2013 05:01:01 : %ACE-2-727012: HA: FT Group 11 changed state to

FSM_FT_STATE_STANDBY_COLD. Event: FSM_FT_EV_TIMEOUT

logging level が 4 以下の場合、時刻同期関連の log が出力されませんが、その場合には、syslog の時刻

(下記例の場合、Jan 1 2014 22:22:22 から Dec 31 2013 01:01:01 へ戻っていること) より、本事象の発生を確認することが可能です。

もし、時刻同期後(Dec 31 2013 01:01:01)、45 時間経過すると、Jan 1 2014 22:22:22 となります。 その際、 console を確認すると、同期処理が再開し、下記 message が確認できますが FT の Status はSTANDBY_COLD のまま変化しないため、下記解決策を実施する必要があります。

NOTE: Processing has started for applied config

NOTE: Processing has finished for applied config

解決策

STANDBY_COLD に遷移した ft group において no inservice/inservice を実行し、再同期を行うことで復旧できます。

また、この作業における通信影響はありません。

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎01-08-2014 07:22 PM
更新者:
 
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