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JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2016年10月27日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

設定変更後に mo を確認すると、設定変更を行った時刻と modTs の時刻がずれて表示される場合があります。

apic1# moquery -c fvAEPg -f 'fv.AEPg.name=="EPG-1"'
Total Objects shown: 1

# fv.AEPg
name : EPG-1
childAction :
configIssues :
configSt : applied
descr :
dn : uni/tn-Ten1/ap-AP1/epg-EPG-1
fwdCtrl :
isAttrBasedEPg : no
lcOwn : local
matchT : AtleastOne
modTs : 2016-10-19T05:10:34.347+00:00
monPolDn : uni/tn-common/monepg-default
pcEnfPref : unenforced
pcTag : 32771
prefGrMemb : exclude
prio : unspecified
rn : epg-EPG-1
scope : 2097153
status :
triggerSt : triggerable
txId : 13835058055283449997
uid : 15374
原因

Troubleshooting において、設定順序の確認が必要になることがあります。 複数機器を連携させている場合、各機器の時刻のずれを考慮して設定順序を確認する必要があり、Troubleshooting に時間を要します。 また、NTP 同期前後で、時刻が変更された場合、設定変更順序がわからなくなってしまいます。 そこで、ACI では各機器が所持する時刻とは別に、ACI Fabric 共通の clusterTime という時刻が存在します。 clusterTime は ACI Fabric 構築時に設定され、一意に上昇し続けます。 また、この時刻を手動で変更することはできません。 modTs は、clusterTime を使用しているため、clusterTime と実時刻がずれている場合、modTs の時刻もずれてしまいます。

clusterTime は下記 command で確認可能です。

apic1# acidiag avread | tail -4
---------------------------------------------
clusterTime=<diff=-2 common=2016-10-26T06:30:29.292+00:00 local=2016-10-26T06:30:29.294+00:00 pF=<displForm=0 offsSt=0 offsVlu=0 lm(t):1(2016-09-12T07:27:44.942+00:00)>>
---------------------------------------------

この例の場合、apic1 の実際の時刻は 2016-10-26 6:30:29.294 で、clusterTime は 2016-10-26 6:30:29.292 になり、時刻のずれはほとんどありません。

解決策

clusterTime は、ACI Fabric 構築時に設定されるため、APIC の時刻を合わせた上で ACI Fabric を構築する必要があります。

もし、clusterTime と実時間がずれていたとしても、実際の動作に影響はありません。

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