2016-01-18 08:25 PM
2016年1月18日(初版)
TAC SR Collection
主な問題
fwmプロセスのメモリリークが発生した際、両FIの予期せぬリブートが発生します。
原因
FI 6100及び6200シリーズのNX-OSモードにて、
下記コマンドを実施すると、fwmプロセスのメモリリークが発生します。
show platform fwm info hw-stm asic <num>
また、UCSMのtech-supportログ取得の際、上記のコマンドが実行されるため、
UCSMのtech-supportログ取得時もfwmプロセスのメモリリークを引き起こします。
詳細は以下のソフトウェア不具合をご参照ください。
CSCur39162 FI rebooted due to fwm hap reset - memory leak
https://tools.cisco.com/bugsearch/bug/CSCur39162/?reffering_site=dumpcr
解決策
暫定策は以下の2つです。
1. 下記ののコマンドの実行を控えて下さい。
UCS-FI(nxos)#show platform fwm info hw-stm asic
UCSM の tech-support ログ取得の際、上記のコマンドが実行されますが、FI-6248の場合はおおよそ90回、FI-6296の場合はおおよそ130回のUCSM の tech-support ログを取得すると、FIで予期せぬリブートが発生する可能性があります。
なお、chassis の tech-support ログを取得してもメモリリークの影響はありません。
2. 下記のコマンドを使用してfwmプロセスのメモリ状況をモニタリングしてください。
UCS-FI(nxos)# show platform fwm mem-stats detail | no-moreGrand total bytes: 333984300 (326156k)
出力結果である上記のメモリ量が 300M を超えた場合、FI で予期せぬリブートが発生する可能性があります。メモリ量が300Mに近づいたら、手動で FI のリブートの実施を行って下さい。 恒久策:ソフトウェアの修正バージョンについては、CSCur39162の内容をご参照ください。
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