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WAAS WAFS Dynamic Share 機能使用時の注意点

2008年 9月26日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

WAFS Dynamic Share 機能は、単一の共有名(共有パス)でユーザごとにそれぞれ対応したディレクトリを見せる NAS の機能に対応するための機能です。

Dynamic Share の機能を利用した場合、設定されたファイルサーバのディレクトリに対する Edge WAE のファイルキャッシュはユーザごとにディレクトリを作る形で行われます。

Dynamic Share  機能は対象となるディレクトリへのユーザが書き込み権限を持っていることを想定しており、書き込みができる場合は、WAFS 機能がユーザの  SID(Windows のセキュリティ識別子)を取得することができ、ユーザの SID ごとにキャッシュを行います。ユーザの SID  は変わらないため、ユーザは同一のキャッシュを使い続けます。

しかしながら、対象となっているディレクトリに書き込み権限が無い場合、WAFS 機能はユーザの SID を取得することができず、クライアント  PC の(source ip):(source tcp port)ごとにキャッシュを作成するよう実装されています。クライアント PC の  source tcp port  は接続ごとに変わるため、キャッシュも接続ごとに新たに作られることなり、キャッシュ量も増え、利用効率も低くなります。

WAAS4.0.13より、ディレクトリに書き込み権限が無い場合、クライアント PC の(source ip):(source tcp  port)ごとのキャッシュは、クライアント PC が CIFS コネクションを切断した際にクリアするようになっております。ただし、CIFS  コネクションの切断が行われずに、クライアント PC がネットワークから切断された等の場合、このキャッシュは残り続けます。

解決策

WAFS Dynamic Share 機能を使用する際は、可能な限り設定を行うディレクトリ に、すべての対象となるユーザの書き込み権限を設定することをお勧めいたします。

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎05-30-2012 05:58 PM
更新者: