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2014 年 2 月 19 日(火)開催 Live Expert Webcast で行われた Live Q&A 集です。

録画ビデオはこちらから、資料はこちらよりご覧いただけます。

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Q1. - debug ip icmp は、高トラフィック下のルータで使っても問題ない(負荷があまりかからない)ですか?

- 商用環境では debug が禁止されているケースが多いですが、使用する際リスクがないのでしょうか。

- debug コマンドはルータへ高負荷がかかるイメージがあります。実際にはあまり負荷は掛からないのでしょうか?

A1. debug は種類により高いCPU負荷が想定されるものもございます。このため使い方によってはリスクもございます。今回紹介した debug ip icmp については、

ICMP packet に関する出力を出すものとなるため、それ以外の traffic については出力がなく、通常大きな負荷となるコマンドではないと考えます。

debug ip icmp の詳細はこちら

debug実施が必要となる場合は、それぞれの command の意味をご確認頂き、実施検討いただければと思います。 なお console 出力と比べ、buffer のみに debug 出力いただくことでCPU負荷を抑えることも可能ですので、下記の設定も活用ください。

(config)#no logging console

(config)#logging buffered  debugging

#show logging << buffer の内容を表示

以下の記事なども参考としてみてください。 

debug 取得と logging buffer のサイズについて

Q2. sh tech で機器への負荷はあるのでしょうか?

A2. show tech-support 取得時の CPU 負荷は、show command を単体で取得いただく場合と比較すると高めとなります。

このため、商用環境で既に CPU 負荷が高い機器にて show tech-support 取得によるさらなる CPU 負荷高騰を避ける場合などは、show command を単体で取得いただければと思います

Q3. 資料 P.55 Drop特定の手法: Packet Capture の実施(EPCの活用)について
        - どのぐらいのサイズまでパケットを保存出来ますか?
        - Flash などの容量によるのですか?
        ・必ず TFTP などで Export する必要がありますか?Ciscoルータ上でも 取得したパケットを確認出来ますか? 
      ・IOS Version は どの Version ぐらいから この機能はサポートされていますか?

A3. (sizeについて) 102.4Mbyte まで buffer size が拡張できます(default 1024Kbyteです)。(結果の確認) "show monitor capture buffer  dump"コマンドでIOS上でも簡易的な確認は可能です。(Support Version) 12.4(20)T より導入されております。

EPCについては以下もご参照ください。

monitor capture through show monitor capture

Embedded Packet Capture for Cisco IOS and IOS-XE Configuration Example

Q4.  - Ciscoルータのみの機能でしょうか?Catalystでは無い機能でしょうか?

        P.61 例3. redirect: 大量出力 command を直接ファイルに書き出すについて

        ・#show tech-support | redirect flash:tech-support.txt でshow tech-supportをファイルに書き込めますか?

A4. (一つ目もshow commandリダイレクト機能の話しですかね?) OS Version により使用できる option が異なる可能性がございますが、Catalyst switch でも使用可能です。show tech-support も redirect 使用可能です。

Q5. 資料 P.109 Weightの調整を実施について
       - Weight の調整をした場合、設定を入れるとすぐに反映されますか?

A5.今回の例の状況でしたら、"clear ip bgp * soft in" などのコマンドで Neighbor から再度経路を update させる必要があります。

Q6. (会場1) debug コマンドの負荷について

A6. (上記回答1と同じです)

Q7. OSPF のセクションで、show tech を取得する、とあったが、この場合はどのような内容を確認するのか?

A7. 今回の例では、機器の設定やSoftware Version 等が不明な状況を想定していたため、基本的な機器状況の確認の意味で show tech-support の取得を想定しました。実際の調査でも初動として確認させていただくログとしては有効と考えますので、まずはこちらを取得いただければと思います。

show tech-support の取得が禁止されているような環境でしたら、状況に合わせて取得ログを判断する必要があるので、TAC へお問い合わせの場合は担当エンジニアへご相談ください。

Q8. BGP のセクションについて、正常状態でも OSPF の経路が BGP へ再配送されてしまうのではないか?

A8. 今回の例では、正常状況でR1/R2 ともに Routing Table には BGP から学習している経路(10.1.1.1/32)が載ることを想定しています。

このため、例えばR1もOSPF経由でR2から10.1.1.1のLSAを OSPF database に学習しますが、既にRouting Table には eBGP から学習した Administrative Distance 20 の経路が学習済みとなり OSPF 経路 (AD:110) は Routing Table に載りません。

再配送は Routing Table に学習している経路について行われるため、このケースでの正常状況では OSPF から BGP への再配送は発生しません。

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