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2014/9/9 Webcast「第3版 Cisco LAN スイッチ教科書 (番外編)」 Q&A

2014 年 9 月 9 日(火)開催 Live Expert Webcast で行われた Q&A 集です。

録画ビデオはこちらから、資料はこちらよりご覧いただけます。

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Q1. サーバや PC のメモリのように、TCAM を増設することはできないのでしょうか?
A1. 残念ながらできません。TCAMと、検索をリクエストする ASIC のあいだに求められる帯域と遅延に対する条件が非常に厳しいためです。最近の FE では、TCAM を ASIC と一緒に集積しているため、物理的に増設が不可能になっています。正確な例えではありませんが、CPU のキャッシュメモリはスイッチにおける TCAM に位置付けが似ています。最近の CPU では 3 階層のキャッシュを持ち、高速ですが、CPU に内蔵されており増設はできません。


Q2. STP 安定化技術がたくさんあることは分かったのですが、具体的にどれを使えばいいのですか ?
A2. STP 安定化技術は、「この使い方がベスト」と言い切れる組み合わせを見付けるのが難しいものがあります。 実際に発動させるための方法をご紹介したのも、検証した上でどれを使うか選択していただきたいためです。STP 安定化技術についてまとまった資料として、以下の 2 つをご紹介しておきます。

-高可用性キャンパスネットワークの設計
-Chapter 4:Spanning Tree Design Guidelines for Cisco NX-OS Software and Virtual PortChannels

 

Q3. vPC+で2本のTree を使い分けている件ですが、下りの場合も同じように Tree を使い分けるのでしょうか ?
A3. 今回の Webcast では説明を省略しましたが、下りのフレームが 2 つ重複して転送されないようにするために、DF (Designated Forwarder)という仕組みがあります。2013 年 1 月の Webcast で簡単にご紹介していますが、詳細の説明スライドを事後資料 (Rev.1) に追加しました。

 

Q4. FabricPath Anycast HSRP とOverload Bit の組み合わせは、どの機種で使えるのでしょうか ?
A4. Nexus 7000 と 7700 で使用できます。Nexus 5500, 5600, 6000 では、現時点では併用できませんが、新しい NX-OS (バージョン未定)で近いうちに可能になる予定です。

 

Q5. QoS の「優先制御」と「帯域制御」の違いはなんでしょうか ?
A5. 【掲示板に投稿済み】「優先制御」は、見出し用語にはなっていないのですが、第2章の「2.14 QoS (P.118 - 121)」で解説しています。「帯域制御」については、「流量の制限」という表現を用いており、第3章の「3.4.5 QoS (P.148 - 151)」で解説しています。スイッチの QoS は、ハードウェアに依存する割合が高いため、QoS そのものの紹介を第 1 章、比較的抽象度の高い機能を第 2 章、実装に依存する部分を第 3 章に分けています。一読していただいたあと、第 1 章の「1.11 QoS (Quality of Service, P.40 - 42)」、2.14、3.4.5をもう一度続けてお読みいただければ、 スイッチによる優先制御と帯域制御の概要がご理解いただけると思います。
 

Q6. 「SDN (Software Defined Network)」に興味があります。この本では解説していますか ?
A6. SDN はホットな話題です。この本に少しでも記載できないかずっと検討していましたが、SDN という言葉そのものの定義があまりに広いため、執筆時点では本のかたちに落とし込むことができないと判断し、見送りました。
 

Q7. この本の「謝辞」のなかに「VIRL (Virtual Internet Routing Laboratory)」というものが出てきます。これは何でしょうか ?
A7. 実機なしに、UCS などのサーバ上で IOS-XR や IOS を仮想マシン(VM)のかたちで動作させることができるソフトウェパッケージです。CML (Cisco Modeling Labs)という正式名称で、8 月から販売を開始しました。GUI でネットワーク構成を定義して、 IOS-XR や IOS によるシミュレーションが可能です。Catalyst の IOS や NX-OS に対応する仮想マシンも、提供される予定です。ただし、コントロールプレーンを取り出して仮想マシンとして動作させるため、データプレーン固有の機能は基本的にはサポートされません。(スイッチの QoS など)

 

Q8. STP の試してみようでは、厚生だけでなく、テスト結果も記載頂けるとわかりやすかったと思います。
A8. 事後資料 (Rev.1)に、検証結果の一部を追加しました。

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