Q1. LMSからPrime Infrastructure に移行する前に考慮すべき点を教えてください。
次のCisco Prime LMSからCisco Prime Infrastructureに移行する資料(英文)を参照してください。 http://www.cisco.com/go/primeinfrastructure.
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/netmgtsw/ps6504/ps6528/ps12239/app_note_c27-716266.html
Q2. Prime Infrastructureが顧客に提供しているフォーム ファクタについての解説を教えてください。
Prime Infrastructureには、物理アプライアンスまたは仮想アプライアンスという2つのフォーム ファクタがあります。 フォーム ファクタにかかわらず、それぞれは有線/無線管理とアプライアンス(アプリケーション可視性)管理のための完全に統合されたプラットフォームです。 Cisco Prime Infrastructure は、物理アプライアンスの場合にはあらかじめロードされており、システムを設定するためにセットアップを実行する必要があります。 仮想アプライアンスの場合は OVA をデプロイ後にセットアップを実行する必要があります。
Q3. Prime Infrastructure 2.x のデバイス スケーラビリティの限界を教えてください。
Prime Infrastructure 2.x は、最大18Kのデバイスをサポートできます。 詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/2-2/quickstart/guide/cpi_qsg.html#pgfId-67786
Q4. Prime Infrastructure の複数のインスタンスを管理することは可能ですか、または Prime InfrastructureでManager of Manager(MoM)アーキテクチャを使用していますか。
はい。 Prime Infrastructure 3.1 には、1つ以上の Prime Infrastructure 3.1 サーバを持つネットワーク環境用の、集中化されたビジュアライザーである“Ops center”という機能があります。 ユーザは、次のいずれかの目的で、1つまたは複数のPrime Infrastructure サーバを使用できます。:
- ネットワークの規模や地理的分布に対応させる.
- エンタープライズ プロバイダまたはサービス プロバイダが世界中に広がっており、WANリンクを介してデバイスを管理せずに、地理的な分布に基づいてサポートする。
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-1/user/guide/pi_ug/mon-opsctr.html
Q5. あるお客様が WCS から Prime Infrastructure に移行する予定です。 そのお客様には約10,000のアクセスポイントがあり、そのうちのいくつかは、未だ独自管理されています。 これらは様々な地域に展開されていますが、1台の Prime infrastructure を配置することによりインフラストラクチャ全体を管理出来そうです。 お客様は、米本国のデータセンターの中央に Prime infrastructure を配置するべきでしょうか、それとも各拠点(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)に Prime を配置すべきでしょうか。
Prime Infrastructure 2.2 は、最大18,000台のデバイス(LWAP、ルータ、スイッチ)を1つのインスタンスで拡張し、さらにドメインベースの分離と RBAC、またはロール(役割)ベースのアクセス制御を提供して、ユーザ認証を定義します。 本部拠点による集中管理は、ほとんどのお客様の使用例では問題ありませんが、すべてではありません。 異なる地域拠点にまたがって複数のPIインスタンスを用意する必要がありますが、これにより、各拠点のITエンジニアは、それぞれ担当するネットワークを確認できます。
Prime Infrastructure 2.2 の Ops センター機能により、各拠点は独自の Prime Infrastructure インスタンスを持ち、さまざまなインスタンスのすべてのデータを単一のNOC集中型クラスタインスタンスに統合できます。 おそらく、それは本国拠点に位置することになります。 これにより、デバイス数やクライアント デバイス数を考慮せずに済むというスケーリングの利点が追加されます。
Q6. Prime Infrastructure 3.0 でデバイスを正常に管理するために必要なプロトコルを教えてください。
Cisco Prime Infrastructure の各種デバイスを管理するために必要なプロトコルについては、次のリンクを参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/cloud-systems-management/prime-infrastructure/guide-c07-729990.html#_Toc384812983
Q7. Prime infrastructure 3.0 が使用するオペレーティングシステム(OS)を教えてください。
Cisco Prime Infrastructure 3.0は、64ビットのRed Hat Linux Enterprise Server 5.11オペレーティングシステムの修正版で稼働します。
Q8. Prime Infrastructure 3.1 が使用するオペレーティングシステム(OS)を教えてください。
Cisco Prime Infrastructure 3.1は、64ビットのRed Hat Linux Enterprise Server 6.7オペレーティングシステムのカスタムバージョン上で稼働します。
Q9. Prime Infrastructure 2.x の新しいデバイス拡張性はどれくらいありますか。
Prime Infrastructure 2.x を使用すると、最大18,000台のデバイスを拡張できます(下の詳細図)。
Prime 2.x のExpress / Standard / Pro 構成でサポートされる拡張性
Supported Scale for Express/Standard/Pro Configurations
|
項目
|
Express
|
Standard
|
Pro
|
デバイス
|
最大ユニファイド無線 AP
|
300
|
5000
|
20,000
|
最大自律(Autonomous) 無線AP
|
300
|
3,000
|
3,000
|
最大有線 LAN デバイス
|
300
|
6,000
|
13,000
|
NAM
|
5
|
500
|
1,000
|
クライアント
|
有線 LAN クライアント
|
6,000
|
50,000
|
50,000
|
ワイヤレス クライアント
|
4,000
|
75,000
|
200,000
|
変動クライアント
|
1,000
|
25,000
|
40,000
|
モニタリング
|
イベント維持率(イベント数/秒)
|
100
|
300
|
1,000
|
Netflow レート(フロー/秒)
|
3,000
|
16,000
|
80,000
|
最大インターフェイス
|
12,000
|
250,000
|
350,000
|
有効な NAM データ ポーリング最大数
|
5
|
20
|
40
|
システム
|
最大拠点/キャンパス数
|
200
|
2,500
|
2,500
|
最大グループ数:(ユーザ定義 + 設定済み + デバイス グループ + ポート グループ)
|
50
|
150
|
150
|
最大仮想ドメイン数
|
100
|
1,000
|
1,000
|
同時 GUI クライアント
|
5
|
25
|
25
|
同時 API クライアント
|
2
|
5
|
5
|
Q10. Prime infrastructure 2.x で使用されるオペレーティングシステム(OS)の名前を教えてください。
Cisco Prime Infrastructure は、64ビット Red Hat Linux Enterprise Server 5.4 オペレーティングシステム上で稼働します。