キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 

VSSアーキテクチャ

Catalyst6500シリーズスイッチのVSSシステムのアーキテクチャを説明します。

<Virtual Switch Link>

バーチャル スイッチ リンク は2つの別々のスイッチ同士をつなぐ特別なリンクです。

このリンクを使用して、アクティブ側のコントロールプレーンがスタンバイ側のハードウェアを管理できます。

-バーチャル スイッチリンクは最大10G×8ポートで構成可能です

-コントロールプレーンはVSLを経由してCPU間通信を行います

-筐体間を経由する一般のパケットもこのリンクを経由します

<VSLの初期化>

バーチャル スイッチドメインがアクティブになる前に、アクティブとスタンバイのコントロールプレーンを決定するために、VSL が有効にならなければいけません 初期プロセスは以下の3ステップです

-VSLを形成するポートが有効になります

-Link Management Protocol (LMP) によりリンクの正常性が確認されます。また、シャーシIDやその他の情報がスイッチ間でやり取りされます

-Role Resolution Protocol (RRP) が ハードウェア・ソフトウェアの適合性をチェックし、アクティブとスタンバイのコントロールプレーンが決定されます

<リンクアップ>

それぞれのバーチャル ドメイン メンバ は、どのポートが VSL 候補なのかを bootupの初期段階で決定する必要があります。

スイッチプロセッサ(SP)は初期段階で、どのポートがVSLとして起動するかを決定します

スイッチプロセッサ(SP) は VSLが設定されている ラインカードを起動し、 コンフィグのダウンロード後、Link Management Protocol (LMP) の初期化を行います

<Link Management Protocol (LMP)>

LMPはVSL毎に動作します。

LMPはスイッチメンバの情報や、転送情報などのやり取りのほかに、以下のチェックを実行します。

-隣接スイッチのリンクが “Bi-directional” かどうかを確認します

-バーチャル スイッチと接続されているかを確認します

-Keepalive をやり取りし、VSL と スイッチの正常性を確認します

<Role Resolution Protocol (RRP)>

RRP はそれぞれの VSL 上で動作し、2つのスイッチの役割を選択します。

-ハードウェアとソフトウェアのチェックを行い、バーチャル スイッチが実行可能か確認します

-コントロール プレーンのアクティブとスタンバイを選出します

<VSLP Ping>

VSSでは ユーザーが必要に応じて、VSLの正常性を確認するためのツールとして、VSLP Pingと言うメカニズムがあります。

VSLP Pingは物理インターフェース毎に実行することが出来ます。

COUNT, DESTINATION, SIZE, TIMEOUT などのパラメーターが指定可能できます。

以下はVSLP Pingの実行例です。

vss#ping vslp output interface tenGigabitEthernet 1/5/4

Type escape sequence to abort.

Sending 5, 100-byte VSLP ping to peer-sup via output port 1/5/4, timeout is 2 seconds:

!!!!!

Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 12/12/16 ms

vss#

<VSLコンフィグレーション整合性チェック>

RRP により スイッチの役割が決定された後、コンフィグレーションの整合性チェックが行われます。

チェック項目は以下の通りです。

これらのコンフィグレーションが一致しない場合、VSL以外のインターフェースはdisableとなり、RPRモードとして動作します。

-Switch Virtual Domain ID

-Switch Virtual Node Type

-Switch Priority

-Switch Preempt

-VSL Port Channel Link ID

-VSL Port state, interfaces…

-Power Redundancy mode

-Power Enable on VSL cards

<フォワーディング オペレーション>

バーチャルスイッチモードでは、コントロールレーンは一方がアクティブとなります。

データプレーンは両方がアクティブです。

<バーチャルスイッチドメイン>

バーチャルスイッチドメインIDはVSS内の2台のシャシーを論理的に管理するグループIDです。

ネットワーク内で複数のVSドメインを設定することが可能です。

ドメインID は 1-255 の設定が可能です。ネットワーク内で固有のIDを設定されることを推奨します。

<ルータMACアドレス>

Catalsyt6500では、ルータMACアドレスはシャーシのEEPROMから読み込まれます。

バーチャルスイッチシステムでは、単一のルータとして動作するため、ルータMACアドレスは一つになります

MACアドレスは、システムの初期化の段階で割り当てられます。

どちらのスイッチがダウン/アップしても隣接ノードが re-arpの必要がないように、同じMACアドレスを保持します。

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎01-25-2013 03:39 PM
更新者:
 
ラベル(1)
タグ(3)