2009年5月21日(初版)
TAC SR Collection |
主な問題 | Cisco IOS バージョン 12.1(19)EA1 ソフトウェアにて動作している Catalyst スイッチにおいて CDP プロセスによりメモリリークが引き起こされる可能性があります。 発生条件: 1) この事象はCisco IOS バージョン 12.1(19)EA1 を稼動する Catalyst スイッチにおいてのみ発生が確認されています。 2) この事象は 12.1(19)EA1 にて動作している Catalyst スイッチにおいて CDP を稼動させている場合にのみ見られます。 事象: 1) 事象発生時においては 「show processes memory」コマンドにおいて「CDP Protocol」というプロセスがメモリの領域を保持しています。事象が発生しているかどうかを判断するためには「show processes memory」コマンドを数回打鍵して「CDP Protocol」というプロセスにおいて「Holding」の値が増加しているか確認してください。 2) 事象が発生しますと Catalyst スイッチに対する TELNET、ping が不可能になり、トラフィックが失われる恐れがあります。 |
機種 | Catalyst 2940 Catalyst 2950 Catalyst 2950LRE Catalyst 2955 Catalyst 2970 Catalyst 3550 Catalyst 3750 |
解決策 | CSCec89172 この事象は、Catalyst スイッチにおいて CDP を無効にする事で回避可能です。またスイッチのリロードによって復旧します。 |
備考
TechNews 2003 年 12 月号 No.0312-YA-00002