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IOS アップグレード後、startup-config が消える

2008年1月25日(初版)

TAC SR  Collection
主な問題

現象:
Catalyst 6500 シリーズスイッチにおいて、IOS  をアップグレードし、新しいバージョンで起動しようとすると、startup-config  を読み込めず、設定が入っていない状態で起動してしまうことがあります。

発生条件:
この事象は12.2(18)SXF4以前のバージョンから12.2(18)SXF5以降へアップグレードした場合に発生することがあります。

発生原因:
これは CSCsb72854における実装変更に起因して発生いたします。
CSCsb72854による機能拡張によって、新たに boot config  の設定がサポートされるようになり、Switch Processor (SP)上の CONFIG_FILE 変数に設定されている値が、startup-config  の保存先として認識されるようになりました。その影響でこの設定がサポートされる前のバージョンからサポートされた後のバージョンへアップグレードを行うと  CONFIG_FILE 変数の値と実ファイルとの間に不整合が生じ、startup-config  が正常に読み込むことができないという事象が発生することがあります。

CSCsb72854

CONFIG_FILE ROMMON var and boot config  support for c6k

この注意事項は CSCsb72854のリリースノート 3)に記載されています。

確認方法:
この事象発生時、startup-config  を表示しようとすると下記エラーメッセージが出力されます。

router#show startup-config
%Error opening  nvram:/startup-config (File not found)

解決策

解決策 1)
下記のように、Switch Processor (SP)の ROMMON 上より unset  CONFIG_FILE コマンドを実行することで、この現象は回避可能です。

rommon>priv
rommon>unset  CONFIG_FILE
rommon>sync
rommon>boot

解決策 2)
アップグレード前に、startup-config  の設定を別ファイル名で保存しておき、アップグレード後に、そのバックアップファイルを startup-config  として保存し、下記コマンドを実行することで、それ以降、再起動を行っても正常に startup-config を読み込むことができます。

router(config)#no boot config

解決策 3)
アップグレード前に、startup-config  の設定を別ファイル名で保存しておき、アップグレード後に、boot config  コマンドを用い、そのバックアップファイルを起動設定ファイルに設定することで、それ以降、再起動を行っても正常に設定した起動ファイルを読み込むことができます。

備考

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎06-26-2012 06:22 PM
更新者:
 
ラベル(1)