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ASA マルチコンテキスト機能 コンテキスト間通信について

hatakeyama11
Level 1
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ASA  マルチコンテキスト機能の導入を検討しています。

 

ASAを複数台導入するよりは、VLANによりネットワークを多重化して一台のASAをマルチコンテキスト構成

で対応する考えでいます。

 

コンテキスト数は5個程度に成ると思います。

 

マルチコンテキストは未経験なので、皆さんのアドバイス等お願いします。

  

1)マルチコンテキストによるASAの性能面への影響

単純に考えると、多少の性能劣化が想定されますが、いかがでしょうか?

  

2)コンテキスト相互の通信について

カスケード接続の事例はあるようですが、共有インターフェース経由の方式でした。

4個以上のコンテキストでメッシュ状に相互通信する構成はどのような構成となるでしょうか?

  

よろしくお願いします。

1 件の受理された解決策

受理された解決策

Akira Muranaka
Level 8
Level 8

ハタケヤマさん、こんにちわ。

私個人の所感ですが。。。

>>1)マルチコンテキストによるASAの性能面への影響
>>単純に考えると、多少の性能劣化が想定されますが、いかがでしょうか?

はい、実際に利用していましたが、大きな性能低下は無かったと思います。

>>2)コンテキスト相互の通信について
>>カスケード接続の事例はあるようですが、共有インターフェース経由の方式でした。
>>4個以上のコンテキストでメッシュ状に相互通信する構成はどのような構成となるでしょうか?

2つのコンテキスト間を通信する構成は 何度か見た事があるのですが、4個以上のコンテキストのメッシュ構成は見たことが無いです。

以下の設定ガイドの構成例だと3つコンテキストが動作してますが(及び、私の知ってるユーザさんも同様の構成です)、このContextを Context B や Context Cと増やしていけば、実現できるのかなぁと思います。恐らく動作すると思うのですが、 ただ、あまり見ない構成なので、要検証な感じがします。

[Cascading Security Contexts]
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/security/asa/asa93/configuration/general/asa-general-cli/ha-contexts.html#43890


なお、マルチコンテキストを利用してみての所感としては、以下感じです。

・問題が発生時に、どのContextで問題が起きているかトラブルシューティングが大変
 (特に相互通信の場合、問題発生時のこの切り分けが大変でした。。)

・ASAの再起動には、全Contextが影響を受ける為、その停止調整が大変

・S/W不具合が発生時や、脆弱性対応のための、バージョンアップの調整が大変
(結果的に、初回導入時のバージョンを使い続けるケースが多い為、バージョン選定を入念に行う必要がある)

・総じて、トラブルシューティングや、メンテナンスが難しくなる


上記が許容できる場合は、ネットワークの高密度化ができるので、Multi Contextは素晴らしい技術だとおもいます。予め、定期的なメンテナンス時間を考慮・確保し、導入すると、より良いかと思います。

メリット、デメリットがあると思うので、その検討の一助になれば幸いです。

ご参考になれば。

元の投稿で解決策を見る

2件の返信2

Akira Muranaka
Level 8
Level 8

ハタケヤマさん、こんにちわ。

私個人の所感ですが。。。

>>1)マルチコンテキストによるASAの性能面への影響
>>単純に考えると、多少の性能劣化が想定されますが、いかがでしょうか?

はい、実際に利用していましたが、大きな性能低下は無かったと思います。

>>2)コンテキスト相互の通信について
>>カスケード接続の事例はあるようですが、共有インターフェース経由の方式でした。
>>4個以上のコンテキストでメッシュ状に相互通信する構成はどのような構成となるでしょうか?

2つのコンテキスト間を通信する構成は 何度か見た事があるのですが、4個以上のコンテキストのメッシュ構成は見たことが無いです。

以下の設定ガイドの構成例だと3つコンテキストが動作してますが(及び、私の知ってるユーザさんも同様の構成です)、このContextを Context B や Context Cと増やしていけば、実現できるのかなぁと思います。恐らく動作すると思うのですが、 ただ、あまり見ない構成なので、要検証な感じがします。

[Cascading Security Contexts]
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/security/asa/asa93/configuration/general/asa-general-cli/ha-contexts.html#43890


なお、マルチコンテキストを利用してみての所感としては、以下感じです。

・問題が発生時に、どのContextで問題が起きているかトラブルシューティングが大変
 (特に相互通信の場合、問題発生時のこの切り分けが大変でした。。)

・ASAの再起動には、全Contextが影響を受ける為、その停止調整が大変

・S/W不具合が発生時や、脆弱性対応のための、バージョンアップの調整が大変
(結果的に、初回導入時のバージョンを使い続けるケースが多い為、バージョン選定を入念に行う必要がある)

・総じて、トラブルシューティングや、メンテナンスが難しくなる


上記が許容できる場合は、ネットワークの高密度化ができるので、Multi Contextは素晴らしい技術だとおもいます。予め、定期的なメンテナンス時間を考慮・確保し、導入すると、より良いかと思います。

メリット、デメリットがあると思うので、その検討の一助になれば幸いです。

ご参考になれば。

Akira Muranaka 様

早々の回答ありがとうございます、やはり検証が必要ですね。

評価機の手配を検討してみます。

また、マルチコンテキストの課題においては、アドバイスありがとうございます。

以上です。