Cisco ルータをフレッツ光プレミアムに接続する際、最も重要となるのが、MTU サイズです。
網内の MTU サイズが 1438 な事から、Cisco ルータの MTU サイズをこの値に変更する必要があります。
変更するコマンドは以下になります。
interface Dialer1
mtu 1438
この時の注意点として、よくサンプルに "ip mtu" と記述されている資料をみかけます。
しかし、"ip mtu" コマンドでは、mtu サイズは変更されますが、mru 値は変更されません。
その為、ppp セッションステージで、網内 AC からの mru=1438 の提案に対し、Cisco は mru=1500 と拒否します。
結果、プレミアムの仕様上、接続できません。
尚、B フレッツ(mtu=1454)等は、"ip mtu 1454"でも接続できますが、実は上記と同様の事象が発生しています。
(BAS からの提案に対し、拒否します。)
しかし、B フレッツはその仕様上、Cisco から 5回 NAK を受信すると強制的にセッションを接続します。
一見正常に接続しているように見えますが、無駄な動作が発生していることから、やはり mtu 1454 の設定を推奨します。