rate-limitコマンドについて

[sanochinatsu]

rate-limitコマンドの設定について教えてください。

設定している機器は892jでIOS15.2です。

以前はtraffic-shapeコマンドでシェーピングをしていたのですが（同じ機種でも15.1は使えました。）、今日設定をしていたら使えないことがわかったのでrate-limitでシェーピングしようと思いますが、rate-limitコマンドを使い時はaccess-listを使って運用するのが通常なのでしょうか。

（アクセスリストで指定した通信のtrafficのみをシェーピングして、interfaceから出力されるすべてをシェーピングする運用はあまり行わないのでしょうか。）

そもそも、traffic-shapeの代わりにrate-limitを使うこと自体が正しいのかもよくわかっていない初心者です。

ご存知の方がいたら教えてください。お手数をおかけしますが、宜しくお願いします。

[Hige]

sanochinatsu さん、こんにちは。

QoS で帯域制御をされたい、というご質問と読ませてもらいました。

IOS version 15.x 等では traffic-shape や rate-limit 等のコマンドではなく、MQC (Modular QoS Command line interface)と呼ばれる設定体系がQoS設定の主流となります。

非常にざっくりいうと、以下の3ステップの設定です。

1. class-map コマンドでQoSをかける対象パケットを設定

2. policy-map コマンドで各classにどのようなQoSを適用するかを設定

3. service-policy コマンドで QoS を適用する Interface を設定

これについて比較的わかりやすく解説されているCisco.comのページを見つけたので以下に記載しておきます。

詳細はこちらを参照してみてください。

TLS（広域イーサネットサービス）接続ネットワーク環境でMQCを使用した QoS 設定例

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1006/1006248_mqc_qos.html

MQC を使用した QoS 機能の適用

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/CIAN/IOS/IOS15_1S/CG/018/qos_mqc.html?bid=0900e4b1825ae531

あとは、"Cisco, QoS, MQC" 等のキーワードで検索しても、解説ページなど見つかるかもしれません。

ご参考になれば。