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Lightweight AP のコンソールから、Join する WLC を指定する "正しい" 方法 [CUWN]

Lightweight AP は次のうち、いずれかの WLC へ Join を試みます。

 

- DHCP option 43 で知った WLC

- DNS により CISCO-CAPWAP-CONTROLLER で変換された IP アドレスを持つ WLC

- Primary, Secondary, Tertiary で指定されている WLC

- 前回 Join していた WLC

- 前回 Join していた WLC とモビリティグループを構成している WLC

- Primary/Secondary Backup Controller に指定されている WLC

- L2 Broadcast により Discover された WLC

- OTAP (Over The Air Provisioning) により知った WLC (Version 6.0 以降では廃止)

 

特定の WLC への Join を AP から実施したい場合は、WLC の IP アドレスと、System name (hostname) の両方が必要です。

これを指定するためには、AP のコンソールから次の特権モードコマンドを利用します。

capwap ap primary-base {WLCNAME} {IP Address}
 

これと似たコマンドで capwap ap controller ip address {IP Address} というものがありますが、これは WLC の IP アドレスしか指定できず、選択肢に加えるだけの効果を持つため、確実に Join 先を指定するという意味では不適切です。

AP は WLC へ Join をするときに、WLC の ”名前” を必要とする点が重要ですので、同名の WLC が存在しないようにユニークな System name とする等の配慮も必要になります。

 

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎04-25-2014 03:25 PM
更新者:
 
コメント
New Member

1点伺いたいのですが、どのような用途を想定して capwap ap controller ip address コマンドを用意したのかご教示頂けますか?
ご説明頂いた内容を見る限り、capwap ap primary-base で用を成してしまうように思います。

Cisco Employee

こんにちは、なかなか鋭いご質問ですね。

これには歴史的な背景があります。

CAPWAP というプロトコルは、今は昔、LWAPP という Cisco 独自のプロトコルとして WLC に実装されていました。

CLI についても、昔は capwap ではなく lwapp という文字列を使っていたのです。capwap が導入されて以降、徐々に CLI は capwap で置換されていきました。

lwapp ap controller ip address -> capwap ap controller ip address

lwapp ap primary-base -> capwap ap primary-base

ところで lwapp ap controller ip address については Release 4.1 で初めて導入されましたが、primary, secondary, tertiary の指定はそれ以前 (3.x, 4.0) から存在していました。

lwapp ap controller ip address の使い方を見ると、次のようにあります。

”To configure the controller IP address into the H-REAP access point from the access point's console port, use the lwap ap controller ip address command."

ということで、H-REAP (今でいう FlexConnect AP) での使用を想定して開発されたコマンドであると推測できます。また、clear lwapp private-config という設定クリアのコマンドと一緒に使われることを想定していました。

一方で Primary/Secondary/Tertiary については H-REAP であるかどうかは考慮していませんし、clear lwapp private-config をすることを前提としてはいません。

lwapp ap controller ip address は、WLC に AP が届かないようなところで、WLC のアドレスをとりあえず救済として与えてあげる、という目的があるのに対し、primary/secondary/tertiary コマンドは明確に優先順位の高い WLC (の名前)を教えるという役目があり、目的が異なるのです。

capwap ap primary-base で用をなしてしまうと言えばその通りなのですが、途中のバージョン変更時の設計変更やソフトウェア不具合に伴って、capwap ap primary-base が効かないケースがありますので、そのような場合は capwap ap controller ip address を使うことで救済してあげることができます。

New Member

お忙しいところご回答頂きありがとうございました。