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mnagao
Cisco Employee
Cisco Employee

[toc:faq]

このドキュメントでは、Mobility Express 管理 GUI の 管理 メニューでの設定について説明します。

をクリックすると、設定内容の変更ができ、 をクリックして適用、 をクリックして編集内容をキャンセルできます。 はエントリの削除です。

設定変更後は、ページ右上の 設定の保存 をクリックします。

アクセス (オプション)

通常はこのメニューを操作する必要はありません。

管理 > アクセス メニューでは Mobility Express コントローラへの管理アクセスに使用するプロトコルを選択します。デフォルトでは HTTPS と SSH が有効です。暗号化を行わない HTTP および Telnet の使用はお勧めしません。

設定を変更した場合は、適用 をクリックしてから 設定の保存 を行います。

注意 : Mobility Express がデフォルトで使用する電子証明書は自己署名証明書のため、ブラウザでセキュリティ例外処理が必要です。

CLI で証明書をインストールする場合は こちら をご参照ください。



管理アカウント(オプション)

初期設定ウィザードで設定した管理ユーザのユーザ名/パスワード設定を変更する必要が無いなら、このメニューを操作する必要はありません。

管理 > 管理アカウント メニューでは Mobility Express コントローラの管理ユーザアカウントを設定できます。

デフォルトでは、初期設定ウィザードで定義した管理ユーザが 読み込み/書き込み 権限で設定されています。

設定を変更した場合は、設定の保存 をクリックします。




時間 (オプション)

初期設定ウィザードでの NTP設定を変更する必要が無いなら、このメニューを操作する必要はありません。下図の NTP ステータス 欄で In Sync (時刻同期成功)となっているエントリがあることをご確認ください。

管理 > 時間 メニューでは時刻に関する設定を行います。NTP を使用して正確な時刻を使用することをお勧めします。

Mobility Express コントローラは SNTC クライアントとして NTP サーバへアクセスします。

従属 AP は Mobility Express コントローラに帰属する際に CAPWAP プロトコルを用いてコントローラの時刻に同期します。従属 AP が NTP サーバにアクセスすることはありません。

  • タイムゾーン : 初期設定ウィザードで日本標準時 GMT +9:00 が設定されています。
  • 手動で時刻を設定 : 手動で時刻を設定する場合、MM/DD/YYYY HH:MM [AM または PM] 型式で入力します。(YYYY/MM/DD 型式ではエラーになります。)
  • NTP ポーリング間隔 : デフォルトは 86400秒(1日) です。
  • NTP サーバの追加
    • Mobility Express では 3 台までの NTP サーバを設定できます。デフォルトで 0.ciscome.pool.ntp.org, 1.ciscome.pool.ntp.org, 2.ciscome.pool.ntp.org の 3 つが設定されています (時刻の取得にはインターネットへの疎通が必要です) 。初期設定ウィザードでユーザ定義の NTP サーバを設定した場合、最も優先度の高いデフォルト NTP サーバ (0.ciscome.pool.ntp.org) の情報がユーザ定義のサーバに上書きされます。
    • 設定済みサーバのエントリは削除・変更することが可能です。
    • 通常は、最も優先度の高い NTP インデックス 1 の NTP サーバへ時刻同期が行われ、NTP ステータス 欄が In Sync となっています。その場合、NTP インデックス 2 および 3 の NTP サーバへのアクセスは行われず、Not Tried ステータスとなっています。
      • インデックス 1 の NTP サーバへの到達性が無い場合は、NTP インデックス 2, 3 の順に時刻同期を試みます。

設定を変更した場合は、適用 をクリックしてから 設定の保存 をクリックします。





ソフトウェアアップデート (従属 AP 用 OS イメージ取得パラメータ設定)

管理 > ソフトウェアアップデート メニューでは  Mobility Express ネットワークに参加する AP のソフトウェア バージョンアップおよび、従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) に帰属する際の OS イメージ取得パラメータを設定します。

AP 1 台のみで使用する構成を除いて、初期設定ウィザードの後、直ちにこのメニューの設定を行ってください。

複数台の AP で Mobility Express ネットワークを構成する場合、全ての AP で同じソフトウェア・バージョンが稼働している必要があります。従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) への帰属を試みる際に OS バージョンが一致していなければ、Mobility Express コントローラはこのメニューのパラメータに従って OS イメージファイルを取得し、従属 AP へ配布します。(従属 AP がこのメニューで指定した TFTP サーバや Cisco.com に直接アクセスすることはありません。)

ソフトウェアアップデートのパラメータが正しく設定されていない場合、従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) と同じバージョンのソフトウェアをダウンロードできず、Mobility Express コントローラに帰属できない可能性があります。



注意 : パラメータ設定を行ったら、適用 をクリック後に 設定の保存 を行ってください。




Cisco.com (オンライン アップデート)

AP のソフトウェア をダウンロード可能なサービス契約 (Smartnet Total Care など) に紐付いている Cisco.com ID お持ちの場合にお使いいただけます。

Mobility Expressコントローラ (管理 IP アドレス) から Cisco.com へアクセス可能である必要があります。従属 AP は Cisco.com へのアクセスを行いません。Mobility Express コントローラは、従属 AP から OS イメージのダウンロード要求を受けると HTTPS で Cisco.com へアクセスしてイメージの取得を行い、従属 AP への配布を行います (Mobility Express コントローラがプロキシとして Cisco.com へアクセスします)。

この方式では、新しいソフトウェア・バージョンの自動チェック (30 日毎) が可能です。

  • 転送モード : Cisco.com
  • Cisco.com のユーザ名 : ソフトウェア・ダウンロード可能な Cisco.com ユーザ名
  • Cisco.com のパスワード : Cisco.com のパスワード
  • 自動的に更新をチェック : 有効 または 無効
    • アップデートの有無を確認するだけで、自動更新は行いません。

を選択・入力して、適用 をクリック後、設定の保存 をクリックします。







今すぐチェック をクリックすると、入力した Cisco.com ID、機器のシリアル番号の契約情報、更新 OS イメージの有無の確認が行われます。


今すぐチェック 確認しています に変化






入力した Cisco.com ID が正しくない場合は、! が表示されます。クレデンシャルのクリア をクリックして修正してください。





Cisco.com ID が正しい場合は、緑のチェックマークが表示され、推奨・最新バージョン情報取得と契約情報の確認が行われます。





Cisco.com ID と機器のシリアル番号がソフトウェア・イメージを可能な契約情報と紐付けられていない場合は、以下のようなメッセージが出力されます。有効なサービス契約の有無をご確認ください。







Cisco.com ID および契約情報の検証後、EULA (エンドユーザ ライセンス アグリーメント) への同意が必要です(以下は製品開発段階での英語 GUI の画面例です)。






更新 をクリックすると、以下のメッセージが表示されます。推奨バージョンと最新バージョンのいずれかを選択し、次へ をクリックします。





アップデートは、今すぐ更新更新を後日に設定 を選択できます。日時指定の場合は MM/DD/YYYY mm:ss [AM または PM] 型式で指定します。自動再起動 にチェックを入れると、アップデート イメージのインストール後、全ての AP が自動で再起動ます (チェックをしない場合は、イメージのダウンロード完了後、詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 より再起動の実行が必要です)。
パラメータを設定したら 次へ をクリックします。


今すぐ更新 の例



更新を後日に指定 の例




最後に確認メッセージが表示されるので 確認 をクリックすると、アップデート処理が開始または予約されます。





有効な Cisco.com ID を設定し、自動的に更新をチェック有効 にした場合、30日毎にチェックが行われ、ページ上部のダウンロードアイコンが緑になります。





TFTP

LAN 内に TFTP サーバを設置して AP のソフトウェアを配布する方法です。

TFTP サーバは常時稼働している必要はありません。以下の際に Mobility Express コントローラ (マスター AP) からのアクセスが行われます。

  • マスター AP と異なる OS バージョンがインストールされた従属 AP を Mobility Express ネットワークに追加導入する場合
  • Mobility Express ネットワーク全体 (マスター AP および全ての従属 AP) のバージョンアップ作業を実行する場合



AP ソフトウェア イメージの取得

Cisco.com より Access Point image bundle と記載されているファイル (AIR-APxxxx-K9-ME-x-x-xxx-x.zip) をダウンロードします。ダウンロード権限のある Cisco.com ID をお持ちでない場合は、サービス契約に従ってお問い合わせいただくことが必要です。

AP ソフトウェア イメージ の TFTP サーバへの配置

ダウンロードしたファイルは ZIP 型式の圧縮ファイルで、展開を行なうと、以下の例のように複数の AP 用ソフトウェアイメージが抽出されます。それらをフォルダごと TFTP サーバの公開ディレクトリに設置します。

以下は TFTP サーバの公開ディレクトリ C:\tftp\ 内の me フォルダに ap_bundle_8.3.90.29 というフォルダ名で AP ソフトウェア イメージを配置した例です。

ZIP ファイルを TFTP サーバに配置してもソフトウェア アップデートは行えませんのでご注意ください。

注: 圧縮ファイルを展開した AP ソフトウェアイメージのファイル名にはバージョン番号が含まれていません。ap_bundle_[バージョン番号] のような、バージョン番号が分かるフォルダ名をつけます。

以下は tftpd32/tftpd64 での TFTP サーバ設定例です。

Setting > TFTP > Bind TFTP to this address も設定します。

ソフトウェア アップデート・パラメータの設定

管理 > ソフトウェアアップデート 画面で以下のパラメータを指定します。パラメータの入力後に 適用 をクリックしてから 設定の保存 を行います。

  • 転送モード : TFTP
  • IP アドレス : TFTP サーバの IP アドレス
  • ファイルパス : 展開された AP ソフトウェア イメージ が配置されたパス

(ダウンロードするファイル名は AP の機種に応じて自動的に決定されます。例: AP1830/1850 の場合 ap1g4 )

注 :

  • パラメータの 適用 後、必ず 設定の保存 をクリックします。設定の保存を行わなければ Mobility Express コントローラの再起動が発生した後などに、従属 AP が Mobility Express コントローラに帰属できなくなる場合があります。
  • ファイルパスは TFTP サーバの公開ディレクトリ (例: C:\tftp\) をルート (/) として Unix/Linux 型式 (パスの区切り文字がスラッシュ (/) ) で指定します。
  • ページ上部に表示されている現行バージョンとファイルパス欄で指定する AP ソフトウェアイメージのバージョンは通常の運用時は一致しており、バージョンアップ作業の時だけ一時的に異なる状態になります。
    • AP に配布されるソフトウェアは ファイルパス 欄で指定されたパスに配置されたものです。バージョンアップ作業時以外にバージョン情報が不一致の場合、従属 AP が Mobility Express コントローラと同じソフトウェアバージョンのイメージをダウンロードできないため、コントローラに帰属できない可能性があります。









ソフトウェア アップデートの実行

パラメータの設定・保存後にソフトウェアアップデートを実行するには、今すぐアップデート更新日時を指定 の 2つの方法があります。

今すぐアップデート



自動再起動 にチェックを入れて 今すぐアップデート を選択し、OK をクリックすると、AP へのソフトウェアダウンロードが開始されまます。

ソフトウェアのダウンロード後、全ての AP が自動的に再起動されてバージョンアップが完了します。

自動再起動 にチェックを入れない場合は、ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 メニューよりマニュアルで再起動を行なうことが必要です。



更新日時を指定

AP へのソフトウェアダウンロード日時を予約し、自動実行する方法です。リブート時刻の設定 パラメータを入力し、自動再起動 にチェックを入れて 更新日時を指定 をクリックします。

  • リブート時刻の設定 : AP のソフトウェアアップデートの実行日時を MM/DD/YYYY [AM または PM] 型式で時刻を指定

自動再起動 にチェックを入れない場合は、ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 メニューよりマニュアルで再起動を行なうことが必要です。








バージョンアップがスケジュールされた場合、ページ上に以下のようなメッセージが表示されます。中止 をクリックして、スケジュールを取り消すことができます。





ソフトウェアアップデートの進捗確認

AP へのソフトウェアダウンロードが開始されると、以下のようなメッセージが表示され、進捗状況を確認できます。

今すぐアップデート (自動再起動有効)

今すぐアップデート (自動再起動無効)

更新日時を指定 (自動再起動有効)

更新日時を指定 (自動再起動無効)

イメージの事前ダウンロードのステータス を展開すると、各 AP のソフトウェアダウンロード状況を確認できます。




TFTP サーバの進捗状況表示例 (tftpd32/tftpd64 の例)




自動再起動を有効にしない場合は、AP のソフトウェアイメージ ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 から再起動を行います。







ソフトウェアアップデート後の確認

AP のソフトウェアアップデートと再起動が完了すると、管理 GUI へアクセスできるようになります。

管理 > ソフトウェアアップデート にアクセスし、以下を確認します。

  • 意図したソフトウェアバージョンに変更されていること
  • 稼働してるバージョンと ファイルパス 欄で指定した AP ソフトウェア ダウンロード先が一致している







HTTP

管理用 PC からブラウザ経由でバージョンアップ用ソフトウェアイメージを Mobility Express コントローラ (マスター AP) へアップロードする方法です。

この方法は、Mobility Express ネットワーク内の全ての AP が同じソフトウェアイメージを使用する型番のものである場合にのみサポートされます。

従属 AP が Mobility Express コントローラへの帰属を試み、バージョンが不一致だった場合、コントローラは自身のフラッシュメモリに保存された OS イメージを従属 AP へ配布します。

同じソフトウェアイメージを使用する AP の例 :

- AP1830, AP1850 : ソフトウェア イメージ タイプ = ap1g4

- AP2800, AP3800 : ソフトウェア イメージ タイプ = ap3g3

異なるソフトウェアイメージを使用する AP がネットワーク内に存在する場合に 転送モード として HTTP を選択した場合は、以下のような警告メッセージが表示されます。その場合は、Cisco.com または TFTP オプションを設定する必要があります。



Mobility Express ネットワークで使用されている AP のモデルを確認するには、ワイヤレス設定 > アクセスポイント ページを表示します。



HTTP オプションでブラウザから Mobility Express コントローラにアップロードする AP の OS イメージファイルには、

  • to be used for conversion from Lightweight Access Point only. と記載されているファイル (AIR-APxxxx-K9-x.x.xxx.x.tar)
  • Access Point image bundle (AIR-APxxxx-K9-ME-x-x-xxx-x.zip) をに含まれる AP のOS イメージ (ap1g4, ap3g3 等)

のいずれかを使用します。ダウンロード権限のある Cisco.com ID をお持ちでない場合は、サービス契約に従ってお問い合わせいただくことが必要です。



ソフトウェア・アップデートの実行

管理 > ソフトウェアアップデート

  • 転送モード : HTTP
  • ファイル : 参照 をクリックして AP 用 OS イメージ ファイルを選択

を設定し、適用 をクリックして 設定の保存 を行った後で 自動再起動 にチェックを入れて 今すぐアップデート をクリックします。



確認メッセージに対して OK をクリックします。






管理用 PC から AP へソフトウェア イメージ ファイルがアップロードされ、バージョンアップ完了後に全ての AP が再起動します。




自動再起動 にチェックを入れない場合は、バージョンアップ後、詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 より再起動を実行します。




バージョンアップ実行時点で Mobility Express コントローラに帰属していなかった AP に対しては、次の帰属時に Mobility Express コントローラ (マスター AP) のフラッシュメモリに保存されたイメージが配布されます。

コメント
kei10omo
Spotlight
Spotlight
 

AIR-AP-1832I-B-K9(1台での運用) を初期設定完了後(MobilityExpress 8.10.151.0)に

有線接続にて、MobilityExpress管理画面にログインしますが

以下のように状況で使えない状況です。

追加設定箇所がありますでしょうか?

 

1)初期セットアップウィザードに設定したSSIDが

PC の Windows のタスクバーの通知領域のネットワークアイコンを左クリックし
て、SSID 一覧を表示に表示されない。

 

2)Mobility Express ワイヤレスコントローラ WEB GUI 画面に

アクセスポイントが1台も表示されない。

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