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無線AP導入時にWLCに帰属しない問題

2015年4月10日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

新規購入した無線APに対し、事前に無線コントローラのIPアドレスを設定し、輸送した後、実際に無線コントローラの存在するネットワークに接続した場合、無線コントローラに帰属できない事象が発生します。

[発生事象1]

1. Recovery IOS : CSCus21772 該当 Version で下記の初期設定を実施。

      capwap ap ip address <IP Address> <Subnet Mask>

      capwap ap ip default-gateway <Gateway Address>

      capwap ap controller ip address <WLC IP Address>

2. 無線APの電源をOff。

3. 無線APを、無線コントローラの存在する Network に接続。

4. 設定された WLC IP Address に Discovery Request を送出せず帰属不可。

[発生事象2]

1. Recovery IOS : CSCus21772  非該当Versionで下記の初期設定を実施。

      capwap ap ip address <IP Address> <Subnet Mask>

      capwap ap ip default-gateway <Gateway Address>

      capwap ap controller ip address <WLC IP Address>

2. 無線APの電源をOff。

3. 無線APを、無線コントローラの存在する Network に接続。無線コントローラは CSCus21772 該当 Version。

4. 無線AP が WLC  に帰属し、CAPWAP IOS を Download した後、再起動が発生。

5. 起動後、設定された WLC IP Address に Discovery Request を送出せず帰属不可。

原因

ソフトウェア不具合:

CSCus21772    AP does not retain WLC IP when primed with CAPWAP config command

CSCus21772 が発生すると、無線 AP は設定した WLC IP アドレスに対して Discovery Request を送信しないため、セグメントを越えて WLC に帰属出来ません。但し一回でも WLC に帰属したら、その際学習した WLC IP アドレスに対しては Discovery を送信するので、無線 AP の再起動が発生しても事象は発生しません。

解決策

(1) 既に事象が発生している場合の回避策は下記となります。

・無線AP のコンソールより、下記を再設定。

capwap ap controller ip address <WLC IP Address>

・無線APの送出する Broadcast Discovery Request を、ネットワーク機器で WLC に forward させる。

L3-Switch(config)#interface vlan <vlan id> ← AP が属する VLAN です。
L3-Switch(config-if)#ip helper-address <WLC IP Address>
L3-Switch(config-if)#exit
L3-Switch(config)ip forward-protocol udp 5246


(2) 無線APの事前設定の際、Recovery IOS ではなく、Full Capwap IOS を使用することでこの問題は発生しなくなります。

 

[該当ハードウェア]
ハードウェアには依存しません

[該当ソフトウェア]
Recovery IOS : 15.3(3)JA1, 15.3(3)JA3
AireOS : 8.0.100.0, 8.0.110.0, 8.0.115.0

[補足]
既に導入されている無線コントローラを、該当 AireOS に Version Up する際は、この問題は該当しません。

 

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