B2B コールテスター (B2B Call Tester)
B2B コールテスター (B2B Call Tester) は、Collaboration Solutions Analyzer (CSA) が提供する Business to Business (B2B) コールのテストツールです。B2B コールテスターは、クラウド上に Cisco Meeting Server (CMS) の仮想会議室 (スペース) を一時的に作成し、インターネット経由で試験対象のデバイスに対して試験コールを実施します。試験対象のデバイスはインターネット経由で発着信できる必要があります。インターネット経由のコールが想定通りに動作しない場合の切り分けなどにご利用ください。
- B2B コールテスターのスペースから試験対象のデバイスへ発信 (Call Me)
- SIP - Cisco もしくは標準 SIP デバイス
- Microsoft SIP - Skype for Business、Office 365
- H.323 - H.323 デバイス
- IP dialing - IP アドレス発信
- 試験対象のデバイスから B2B コールテスターのスペースへ着信 (I will call in)
- 任意の SIP デバイス or H.323 デバイス
- ブラウザ (Google Chrome) から B2B コールテスターのスペースに WebRTC で参加 (Join from browser)
ログイン
以下の URL にアクセスし(Cisco.com アカウントが必要です)、[B2B call tester] をクリックします。
https://cway.cisco.com/csa/
以下の短縮 URL でもアクセスできます。
https://cs.co/csa
仮想会議室 (スペース) の作成
[Generate a testing space] をクリックして仮想会議室 (スペース) を作成します。このスペースからインターネット経由で発着信できるデバイスに試験コールを行います。スペースは 5 分で自動的に削除されます。
スペースの作成に成功すると、下記の画面が表示されます。
スペースから試験対象のデバイスへ発信 (Call me)
[Call me] の [Destination URI] に試験対象のデバイスの URI を入力し、デバイスの種別を選択し、[Call] をクリックすると スペースからインターネット経由で試験対象のデバイスに発信します。
コールが接続されると、[Space Participants] にデバイスの情報が表示されます。タブを開くとメディアパケットの統計情報が表示されます。この統計情報をもとに、正常にメディアパケットがスペースに送信できているかを確認できます。
試験対象のデバイスからスペースへ着信 (I will call in)
試験対象のデバイスから、[I will call in] に表示されているスペースの SIP URL に発信して、スペースに接続することができます。
ブラウザからスペースに参加 (Join from Browser)
試験対象のブラウザからスペースに WebRTC で参加することができます。
参考情報