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C841M Zero Touch Deployment について

1. 概要

C841M には Zero Touch Deployment(ZTD) と呼ばれる機能が実装されています。

この機能はルータの背面にあるリセットボタンの長押しによって動作します。USBメモリ、ルータ上の flash メモリ内に保存されている特別な名前のファイルを以下に述べる順番で検索し見つかったものを startup コンフィグにコピーしルータを再起動させるという機能です。

何らかの事情でルータのコマンドラインインターフェイスが使用できずルータが操作できない場合や、故障した機器との入れ替え時などに、予め用意しておいたコンフィグを保存した USB メモリを用意しておけば、ZTD によってルータをコンフィグされた状態で起動させることができます。

 

2. ZTD の動作

ZTD を動作させるためには IOS が起動した状態で5秒以上リセットボタンを長押しして下さい。ZTD によってルータが再起動する場合はコンソールに以下のログが出力されます。

*Sep  8 06:43:58.511: %SYS-5-RELOAD: Reload requested by Reset button detect process. Reload Reason: Load customer configuration.

 

ZTD では以下の形式の名前が特別な名前として扱われます。これらの名前のファイルがないか USB メモリ、ルータ上の flash メモリの順番で検索します。そして最初に合致したものを startup コンフィグにコピーして再起動します。

1. usbflash0:customer-config.<シリアル番号>
2. usbflash0:customer-config
3. flash:customer-config.<シリアル番号>
4. flash:customer-config

 

例えば、シリアル番号が FCW18420061 の筐体で USBメモリ内に customer-config.FCW18420061 というファイルがあると、ZTD ではこれを startup コンフィグにコピーしてルータを再起動します。この時に同じ USB メモリ内に customer-config というファイルがあっても無視されます。

もし customer-config.FCW18420061 が存在しない時は customer-config が使用されます。これら以外の形式の名前が付けられたコンフィグファイルが ZTD で使用されることはありません。


USB メモリがない場合や上記の形式の名前が付けられたファイルが USB メモリ内に存在しない場合はルータ上の flash メモリ内を同様に検索し見つかったものを startup コンフィグにコピーします。

上記の形式の名前が付いたファイルが存在しない場合は、reload コマンドや電源 off/on を行った場合と同じくその時の startup コンフィグを読み込んで再起動が行われます。

 

機器のシリアル番号は show inventory コマンドで確認できます。

出力された内容の、NAME: "C841M-8X/K9" となっている項目に表示されているシリアル番号を使用して下さい。


C841M# show inventory
NAME: "C841M-8X/K9", DESCR: "C841M-8X/K9 chassis, Hw Serial#: FCW18420061, Hw Revision: 0.3"
PID: C841M-8X/K9       , VID: V00, SN: FCW18420061

NAME: "C841M-8X Mother board, 2GE WAN, 8GE LAN, integrated VPN and 2W on Slot 0", DESCR: "C841M-8X Mother board, 2GE WAN, 8GE LAN, integrated VPN and 2W"
PID: C841M-8X/K9       , VID: V00, SN: FOC18371PED

 

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎09-11-2015 01:53 AM
更新者:
 
ラベル(1)